40代で第1子を出産した木南清香。「夫との出会いのきっかけは妹からの誘いだった」
ミュージカル俳優でカメラマンの木南清香さんは今年の初めに第1子を出産しました。出産直後は、寝かしつけに苦戦したそうです。そんな木南さんに劇団四季時代の話から、結婚、出産、現在までの生活について聞きました。 【画像】2024年、年始に第1子を出産した木南さんのニューボーンフォト
劇団四季から会社員へ、ガラリと生活が変わった20代
――木南さんは幼いころからミュージカル教室に通い、学校では音楽を学び夢に向かって着実に進んでいる印象があります。 木南さん(以下敬称略) 大学卒業後はニューヨークに短期留学しました。そして、帰国後は劇団四季の入団試験を受けることにしました。東京でレッスンを受けるにしても知り合いがいなかったので、まわりの友だちに情報をもらい、24歳で合格。しかし、ミュージカルは声の出し方が難しく、何度ものどをつぶしてしまいました。 ――劇団四季を退団後はまったく違う仕事をしていたそうですね。 木南 退団後は3年ほど一般企業で働いていました。簿記と秘書検定、PCスキル向上のためExcel、Wordの資格を取得しました。そのときは舞台の仕事をやるつもりがなかったので、レッスンも受けず、とにかくキャリアアップに努めていました。けれどある日、舞台に誘われて観劇したところ「やっぱり舞台に立ちたい」と気持ちが再熱しました。そこから28歳でミュージカルスクールに入り、オーディションを受け、いくつかの作品に出演しました。 ――しかしそこから新型コロナウイルスが流行し、舞台関係の仕事が止まってしまったそうですね。そのときはどのようにして過ごしていましたか? 木南 コロナ禍でいろんな仕事がストップしてしまい、この時間に何かを学びたいと思いました。もともとヘアメイクやカメラに興味があったので、どちらかをきちんと学びたいなと思い、いろいろと調べていくうちに、カメラ学校で基礎を学ぶことにしました。その後、舞台と両立しながらフォトスタジオにてカメラマンとして2年ほど働きました。2022年の9月には自分の会社を設立し、現在はおもにカメラマンとして活動しています。