【EASL】琉球ゴールデンキングス、EASL2024-25シーズン初黒星喫す[バスケ]
前半のビハインドを覆すことができず
東アジアスーパーリーグ(EASL)で昨年内の4試合すべてに勝利してファイナル4進出を決めていた琉球ゴールデンキングスが、アウェーで戦ったニュータイペイキングス戦に63-99で敗れ、今季初黒星を喫した。琉球は現時点で4勝1敗。レギュラーシーズンでメラルコ・ボルツ(フィリピン)との1試合を残し、首位の座は変わらず維持している。 1Q、#7ジェレミー・リンのフィールドゴールで先制を許した琉球は、開始から2分半得点できずに終わるなど、この日はなかなか自分たちのペースでプレーすることができなかった。#18脇真大のアシストで#53 アレックス・カークが初得点を奪ってからもオフェンスで勢いづくことができず。残り5分に#1ジョセフ・リンのジャンプシュートが決まったところで2-10の劣勢となった。#14岸本隆一のレイアップ、#53カークのフリースローや#15 松脇圭志の得点でつなぐものの、このクォーターは12-19のビハインドとなった。
盛り返したい琉球は2Q、まず#3伊藤達哉のフリースロー2本成功で追い上げると、クォーター半ばに#10 荒川颯の絶妙なパスを#53カークがダンクでフィニッシュして18-23としたあたりまでは十分対抗していた。しかしその後ハーフタイムまで、#45ジャック・クーリーと#18脇によるフィールドゴール2本成功のみのとどまり、4-16のランで22-39と突き放されてしまう。 波に乗れない琉球は3Qには31失点を喫する低調な出来。逆にニュータイペイはホームコートアドバンテージをフル活用するかのように躍動。琉球はこのクォーターも10得点しか奪えず、最終クォーター開始時点で32-70と挽回が難しいところまで引き離されてしまった。 ニュータイペイはこの時点で#7リンが20得点。主力の勢いを止めることができないままの琉球は、最後の10分間に意地を見せようと逆襲を期す。しかし4Qも、琉球の望むようなスタートにはならず。このクォーターの先制点はニュータイペイで、琉球のベンチテクニカルによるフリースローだった。