ド軍残留のT・ヘルナンデス「ヒマワリの種シャワー」の秘話告白「翔平は予期していなかった」
NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送。ドジャース残留が報じられたテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が、大谷翔平投手(30)への「ヒマワリの種シャワー」の秘話を明かした。 大谷は開幕直後、元通訳の水原一平被告の違法賭博問題に巻き込まれた。状況説明などで睡眠時間が減ったこともあり、自己ワーストの開幕から40打席本塁打なしに苦しんだ。T・ヘルナンデスは番組内で「水原騒動」について「誰もが翔平の一挙手一投足に注目していた。キャリア、契約、評判、すべてが台無しになりかねない問題に巻き込まれた」と語った。 大谷は4月3日(日本時間4日)のジャイアンツ戦で移籍後初アーチ。T・ヘルナンデスは大谷の顔面にヒマワリの種を優しく投げて祝福。「みんな思っていた。『とにかく最初のホームランを打ってしまえ。打ってしまえばリラックスして、翔平らしいプレーができるから』」と喜びを語った。 T・ヘルナンデスは続けて「ヒマワリの種シャワーはあれが最初だった。翔平は予期していなかった、目に当たったと思う。『翔平ごめん、今度は優しく投げる』と伝えたら、翔平は『いや、次は来るつもりで準備しておくよ』って。それからやらせてもらえるようになった」と話し、ドジャースの世界一を彩ったセレブレーションの秘話を明かした。 ドジャースをFAとなっていたT・ヘルナンデスは、27日(同28日)に、ドジャースと3年総額6600万ドル(約102億3000万円)で合意したと報じられた。