被害者、元社員2人の捜査求める 旧ジャニーズ性加害問題
旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP. 、スマイルアップ)の性加害問題を巡り、被害者で元所属タレントの男性2人が16日、旧事務所の元社員2人による性加害の捜査を求める要望書を警視庁赤坂署に提出した。 要望書では(1)元社員の行為は刑事責任に問われる犯罪であり、今後も再犯の恐れがある(2)2人のうち昨年9月に退社した元社員には公訴時効にかからない事案が存在するであろうことは明白―などと記している。 要望したのは元ジャニーズJr.の長渡康二さんと中村一也さん。長渡さんは、同署から「明確な被害者がいないと捜査できない」との回答があったとし、「スマイルアップは情報を提供してほしい」と訴えた。