「僕らはロボットじゃない」 ソン・フンミンが“柔軟性もなき”過密日程に切り込む! 「ロドリの言ったことは正しい」
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが過密日程に私見を述べた。 近年のフットボール界がビジネス路線に舵を切るなかで、大会の規模が大きくなれば大きくなるほど試合数も増加し、厳しくなる日程。欧州サッカー連盟(UEFA)は今季からチャンピオンズリーグ(CL)をはじめと欧州カップ戦を新フォーマットに変更し、国際サッカー連盟(FIFA)は次のクラブ・ワールドカップ(CWC)から出場チーム数を増やして開催する。 どんどんと負担が大きくなる選手からは不満の声が聞こえ始め、最近ではマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリからストライキが近いとの発言も。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節のカラバフ戦に先立った会見で、トッテナム主将もこう意見した。 「多くの選手が出てきて、正しいことを発言してくれた。そのなかで、誰かが実際に出てきて言ってくれたことはとても重要だったと思う」 「選手たちは発言しないといけない一番の人物で、間違いなく多くの試合がある。いちフットボールファンとして、できるだけ多くの試合じゃなく、質の高い試合が見たい。ケガに苦しむ選手は見たくないし、そんなの誰も見たくない」 「間違いなく試合が多いし、移動も多い。だから、自分に気を配らないといけないけど、すごく難しいときもある。精神的にも肉体的にも準備ができていないときもあって、それでピッチに立つと、ケガのリスクがすごく高まる」 「僕らはロボットじゃないし、その点に気を配って、試合数を減らしながら、より質の高い試合をしていく必要があると思う。それこそが目指すべきものだと、僕は感じる」 また、「大変な作業になると思うし、プログラムではさらに多くの試合が追加されている」と続け、直近のシティを例にあげつつ、日程調整の部分で柔軟性の欠如も指摘した。 「例にあげると、シティは日曜日と火曜日に試合をした。それに柔軟性なんてないし、火曜日じゃなくて、水曜日に変更できたかもしれない。フレキシブルじゃないよ」 「それが僕らの話していることで、誰もがケガをしたり、ケガのリスクが高いのは当たり前のことだと思う。フェアじゃないよ」 「それと、ロドリが50~60試合に抑えて、70試合以上にならないようにと言ったのは正しいと思う。公平じゃない」
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