ロープで輪っかを作る結び方!キャンプで活躍する結び方をこれでマスター
キャンプに行くなら、ぜひともマスターしておいてほしいのがロープワーク。その中でも特に、ロープで輪っかを作る結び方を知っておくと、なにかと便利です。テントやタープの固定をするときや、ランタンや小物などのギアを吊り下げておくときなど、サッと結べるようにしておくとスマートに設営を進めることができます。 【写真21枚】もやい結びは汎用性の高さと結びやすさ・ほどきやすさから”結びの王様”としても有名。「もやい結び」と「二重8の字結び」の結び方を写真で見る キャンプシーンでは、思った以上にロープが登場する場面があります。今年初めてマイテントデビューをする人や、今までは設営を同行者にやってもらっていたキャンプの初心者なら、きっと役に立つ内容です。ロープを準備して一緒に練習しながら読み進めてくださいね。
ロープで輪っかを作る結び方は?
今回主に紹介する結び方は、信頼性・安全性が高く簡単でほどきやすい「もやい結び」と、登山でも頻繁に使われている「二重8の字結び」です。 もやい結びは別名「キング・オブ・ノット」とも呼ばれており、汎用性の高さと結びやすさ・ほどきやすさから”結びの王様”としても有名です。アウトドアでも多用されており、必ずマスターしておきたい結び方です。 二重8の字結びは、結び目が数字の「8」に似ていることに由来しており、どれだけ力を加えてもほどけない圧倒的な強さがあります。 ほかにも種類はたくさんありますが、この2つを押さえておくだけでキャンプが格段に便利に。 詳しい結び方の手順は下で紹介していきます。
もやい結び
キャンプのときに最もロープを使用シーンというのは、テントを張るシーンではないでしょうか。 もやい結びは、フライシートのループ部分とロープを固定するのに最適な結び方で、展張する際に活躍してくれます。 そのほかにも、川や池などでバケツにロープを結んで水を汲む場合や、愛犬を一時的にどこかに繋いでおく場合にも役に立ちます。 ◆結び方 ロープの途中に輪をつくります。 ロープの先端を下から輪に通します。 通した先端を長いロープ側の下から通します。 作った輪の中に先端を通します。 先端と長いロープを引いて結び目を締めます。 輪のサイズを調整して結び目を固定したら完成です。 ◆もやい結びのアレンジ 上記の結び方でも簡単にほどくことができますが、ひと工夫することでより簡単にほどけるようになります。 少しでもラクにほどきたい!という方にはおすすめです。 手順4の段階で、先端を折り返してから結び目を締めればOKです。