おしゃれ部屋の法則「2つで整然、3つでまとまる」、これなら真似できる!【人気ルームスタイリストに聞きました】
Instagramを中心に、パートナーとの男性2人暮らしを発信するルームスタイリスト&整理収納アドバイザーの安藤秀通さん(通称「ひでまる」さん)。そのお部屋はグリーンに溢れ、なんとも素敵! 【写真14枚】「部屋がまとまって見えるポイント」をひでまるさん宅の実例写真とともに見る!お部屋作りの“法則”を知ろう! 著書『47㎡、2人暮らし 大好きだけが並ぶ部屋作り』でも、広さに関係なく実践できるルールを紹介していますが、今回伺ったのはひでまるさんのお部屋作りの“法則”。これさえ守れば、私のおうちもおしゃれになるかも?
おしゃれな部屋=まとまっている部屋
どうもバラバラして見える、良いモノを選んでもおしゃれに決まらない……そう感じるのは、インテリアがまとまっていないからかもしれません。なぜまとまらないのでしょう? 「原因の一つが、個数による統一感かもしれません。 収納グッズやアートなどを置く場合、1つだと空間を成立させづらく、モノがない場所に目がいきやすくなるんです。たとえば棚に、丸いカゴが1つと他は四角いボックスでそろえているとします。すると、丸いカゴが浮いてしまい、まとまりがなく見えるんです」(以下「」内、ひでまるさん) そこでひでまるさんが取り入れているのが、「2つあると整然として、3つあるとまとまって見える」という法則。整理整頓した空間にしたい場合はふたつ、インテリアとしてまとめたいときは3つ並べるとよいそうです。 こうすることで、ひでまるさんの家は決してモノは少なくありませんが、まとまって見えるとのこと。
素材感を合わせる
ただ、すべてが2つや3つなければならないわけではなく、1つだけ置く場合もコツがありました。それは「周りの材質を拾ったモノ選び」をすること。 ひでまるさんの自宅には木のインテリアや収納家具が多く使われていますが、色はわざとバラバラにしているそうです。ただ、素材感はそろえることで、まとまりのある空間に。 「質感のある無垢の床に合うように、木製品を選ぶ場合は質感を合わせて、ツルツルしたものは選びません」 これは収納家具だけにとどまらず、キッチン用品やインテリア雑貨を選ぶときにも応用できるコツ。 「キッチンで使っているミルのピンクゴールドに合わせて、冷蔵庫の上の鉢植えと、キッチンとリビングの間に吊るしている鉢もピンクゴールドを選んでいます」 「また、部屋で使う基本カラーとアクセントカラーを決めるのも、まとまりを出すのにおすすめです。色を決めると、9割はよいことばかりですよ(笑)。 基本カラーは、変えられない色や多く取り入れたい色。この部屋の場合、木の木目・コンクリート・白・グリーンです。そこに、アクセントでオレンジレッドとブルー系を入れています。アクセントカラーは、飾っているアートから使う色を選ぶことで、まとまりを意識しています」 「さらに、光沢のあるモノ同士は近くに置いたり、光沢のあるモノとマットなモノを近くに置いてリズムを出すのもいいですね。お気に入りだけを集めたコーナーをつくりたい場合、ただ雑然と並べるのではなく、色みと質感にルールをもたせることでまとまりのある空間になります」 ひでまるさんの、おしゃれな部屋にこんな法則があったとは! 好きなモノだけ選んでいるのに、なぜかまとまらない。そんな人は、ひでまるさんが実践する「2つ並ぶと整然として、3つあるとまとまって見える」を取り入れてみませんか?