災害時は避難所へ行く前に、家の状態を写真に収める。水道とガスの元栓を閉め、ブレーカーを落としてから移動を
(9)マナーを守り、できることは積極的に手伝う 「他人のスペースは覗かない」「大きな声を出さない」など、迷惑をかけない行動を。また、支援品の仕分けや、困っている人の手助けをするなど、避難所の運営が円滑に行われるよう協力する ◆みなし仮設住宅を知っておこう 自宅に住むことができず、避難所での生活が合わない場合、「みなし仮設住宅」という選択肢を考えてみるのもいいでしょう。 みなし仮設住宅とは、国や自治体が賃貸住宅の空室を借り上げ、被災者へ一時的に提供する住宅のこと。罹災証明書の発行などの手続きを行った後に、申し込むことができます。入居できる期間は最長2年。その間の賃料は自治体が支払います。困った時は自治体に相談を
国崎信江
【関連記事】
- <1>災害時、避難の判断基準は?高齢者は「警戒レベル3」で避難を。地震、集中豪雨が起きたときに取るべき行動を解説
- <2>危機管理アドバイザーが伝授する、在宅避難時の過ごし方。断水時の簡易トイレの作り方や割れた窓の応急処置などを解説
- <3>危機管理アドバイザーが伝授する、災害時の安否確認方法。電話よりもSNS、災害用伝言ダイヤルは「171」。車中避難時、エコノミー症候群以外にも気をつけることは…
- <5>危機管理アドバイザーが伝授する、非常用持ち出し袋のチェックリスト。ラップは防寒対策や包帯・紐の代替に。ポリ袋は切ってレインコートにも
- 防災士が伝授する、感染予防・衛生管理&食料の備蓄リスト。重曹は洗剤代わりの万能品、歯ブラシも必要。カセットコンロとガスボンベも命綱に