【びわこボート・GⅢオールレディース】坂野さくら 師弟ワンツーで初優出だ
<7日・びわこボート・5日目> 【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】 豪快に準優入りを決めたのは坂野さくら(27)=福井・127期。予選ラストだった2枠の1走を、ジカまくりで締めくくった。 【ボートレース】獲得賞金ランキング(全体・女子) 12月31日23時0分現在【表】 初日こそ4着2本に終わったが、2日目以降は一度も舟券を外すことなく6戦2勝。得点率も9位で第一関門を突破するなど、今節は乗りに乗っている。快進撃を支える舟足も「乗り心地がいいし、安定板が付いてもそれは変わらなかった」と条件に左右されないほどの好調ぶりだ。 相棒以上に心強い味方なのが師匠でもある今井美亜の存在。「師匠と一緒に初めての優出を目指したい」と力を入れる準優は、くしくもその今井と同組。「舟の向きがいいし、もうこの足をキープですね」。インに構える師匠に追い付け追い越せとばかりに、デビュー初優出を師弟ワンツーで決める。 ▼10R 今井美亜と守屋美穂に人気が集中しそうだが、坂野の足なら2着は十分狙える。強気に握って守屋が引き波に沈むようなら配当的にも妙味。1―3―456。 ▼11R 山下夏鈴の伸びが急上昇。4カドから強攻策なら展開向く小芦るり華にもワンチャンス。5―124―全。