熱中症や紫外線対策のマストアイテム! 「アウトドア」でも使える日傘の選び方とは
「夏休みに海でバーベキュー」「涼しい風を求めて夏山トレッキング」など、夏こそアウトドアを楽しみたい方も多いかもしれません。日差しの気になる季節に活躍するのが、紫外線を遮ってくれる日傘。体感温度が下げられるうえに熱中症対策にも効果的なので、1本持っておくと便利です。最近では「使ってみるとめちゃ快適!」と日傘を愛用する男性も増えているんですよ。 【写真】アウトドアでも活躍する日傘の機能をチェックする(全5枚) 今回は、いろいろな日傘からどれを選べばいいのかわからない方に向けて、日傘の種類や選び方のコツを解説します。快適に使える1本を手に入れるために、さっそくチェックしていきましょう。
「晴雨兼用」なら突然の雨にも活躍
まずチェックしたいのが、晴雨兼用かどうか。紫外線カットだけを目的とする日傘は撥水加工されていないため、雨の日には使えません。しかし、晴雨兼用であれば、晴れたら日傘、雨なら雨傘として1本で対応できます。雨具に加えて日傘まで持つ必要がないので、できるだけ荷物を減らしたいアウトドアにもぴったりです。
遮光率もしっかりとチェック!
遮光率とは、光を遮る割合を表す数値。日傘のなかでも遮光率が99.00%以上のものは、遮光力に優れた「遮光傘」と呼ばれます。洋傘の業界団体であるJUPA(日本洋傘振興協議会)の基準では、99.99%以上のものは「1級遮光傘」に分類されます。 遮光率が高いほど日差しを遮る効果が高く、結果的に暑さも感じにくくなる傾向にあるので、夏のアウトドアで使いたい場合にはぜひチェックしてください。
軽量・コンパクトな日傘なら持ち運びも楽々
とくに身軽に行動したいアウトドアでは、軽くコンパクトな日傘が重宝します。軽量タイプでは、骨の数が少ないものなど200グラムを下回るものもあります。また、たためば20センチ以下になるコンパクトな日傘なら、リュックやジャケットのポケットにもスマートに収納可能。 レジャーシーンで便利に使える日傘を手に入れたければ、アウトドアブランドの商品も検討しましょう。スノーピークやモンベルなどには、男性にもおすすめの機能的で格好いい商品が揃っています。さらに通販サイトなどでは、日傘をアウトドアチェアに取り付けてパラソルとして使える「傘ホルダー」をはじめ、便利グッズも見つかるので要チェックですよ。 熱中症や日焼けのリスクもある夏場のアウトドアライフ。今回ご紹介したポイントを参考に、用途に合った日傘を手に入れて快適に過ごしてくださいね。
野中陽平