【独自解説】世界初の最新偽造防止技術を使った新紙幣、20年ぶりにあす7月3日発行!その経済効果「5000億円」の意外な理由とは?そして、早くも出ている詐欺被害に国も警戒「誤情報や詐欺行為などに注意」
新紙幣への対応の見通しですが、金融機関のATMや鉄道などの券売機、コンビニ・スーパーマーケットのレジなどは対応の準備ができているようです。しかし、コインパーキングなどの自動精算機や飲食店の券売機、飲料などの自動販売機はまだ対応が追い付いていないということです。また、その設備投資による経済効果は5000億円と試算されています。 Q.そもそも現金の使用はなくなってきていると思うのですが? (加谷氏) 「なくなってきていますので、お店の券売機も新しいものに替えずに、この際キャッシュレスにしてしまおうというお店も出てくるかもしれません。そんなに全部が一気に入れ替わるのかどうかよくわからないです。今回の紙幣刷新は“キャッシュレス”というキーワードがあります。あとインフレもあるので、今までとは様子が違うんじゃないかと思います」 Q.20年前と比べると、新紙幣と出会うのに時間がかかるかもしれないですか? (加谷氏) 「そうですね。特に日常的に現金を使っていない人は、しばらく見る機会がないかもしれません」
早くも高齢者に被害が…「新紙幣詐欺」にご注意!
新紙幣発行に絡んで新たな詐欺に注意が必要です。日本銀行、財務省は「従来の日本銀行券は引き続き通用する」「『従来の日本銀行券が使えなくなる』といった誤情報や詐欺行為などに注意」するように注意喚起しています。実際に、「古い紙幣は使えない。新しい紙幣と交換します」とかたり家まで訪れ、現金をだまし取るという手口の詐欺が確認されています。また、「新紙幣発行に伴い銀行法が改正されるので、キャッシュカードの変更が必要」と言って、変更申し込み書にカード暗証番号などを記入させ、カードと一緒に返送させるという手口もあります。新紙幣と銀行のキャッシュカードは全く関係がありませんのでご注意ください。 (「情報ライブミヤネ屋」2024年7月2日放送)
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