バッグを「大小2個持ち」にしたら快適すぎた…。入れるものは最低限、ポーチ使いで身軽に整理
バッグの中身を軽量化しつつ、いざというときに備えるアイデアをご紹介。転勤による5回の引っ越しを機に、すっきり暮らしを実践。防災士の資格も持つかなさん(現在40代)のケースです。バッグを2個持ちするようになったきっかけや、必ず持ち歩いているものなどについて語ります。 【写真】外出用「防災ポーチ」の中身
バッグは体への負担を考慮し「大小2個持ち」
以前は大きなトートバッグ1つに荷物をまとめて持ち歩いていた私。ですが、常に肩こりに悩まされていて、整体師の方から「バッグの持ち方が、肩への負担の一因かもしれない」と言われて以来、なるべく肩に負担がかからないようなバッグの持ち方を意識するようになりました。 子どもが小さい頃は両手が空くリュックを選んでいましたが、40代になってからは、できるだけ荷物を減らしつつ、大小のバッグを2個持ちするスタイルに変えました。
常に持ち歩く小さめショルダーバッグには貴重品を
1つは小さめのショルダーバッグ。中身は常に持ち歩きたい貴重品をメインに、最低限の備えもミニポーチにまとめて一緒に入れています。 ・財布 ・スマホ ・ハンカチ ・ティッシュ ・ハンドクリーム ・アルコールスプレー ・常備薬 ・エコバッグ ・あめやチョコなど ・連絡カード ミニポーチの中には、常備薬やあめ玉のほか、万が一外出先で被災し、スマホが使えなくなったときのために家族の連絡先を記入した連絡カードも入れています。外出先でトイレや手洗いなど席を離れるときは、このショルダーバッグだけ持ち歩けばいいので、身軽に動けます。
大きめのトートバッグはポーチで小分けし使いやすく
大きめのトートバッグには、手帳やエコバッグなどよく使うもの以外は、2つのポーチにまとめてバッグ内で行方不明になるのを防ぐようにしています。 ・衛生用品が入ったポーチ(マスクや生理用品など) ・防災ポーチ(アルミブランケットや簡易トイレなど) ・エコバッグ ・懐中電灯 ・水 ・手帳やメモ帳 ・ペン 水は飲用だけでなく、万が一のときには手洗いや傷の洗浄などにも使えるので便利。懐中電灯は首からかけられるタイプのものにして、いざというときにはなるべく両手が空くように心がけています。 防災ポーチの中には、携帯トイレやアルミブランケットのほか、ウエットティッシュや絆創膏、ビニール袋などを入れています。かさばるように見えても、ポーチにまとめるとすっきりするので、自分用に必要なものをカスタマイズして防災ポーチを用意するのはおすすめです。 ついつい入れるものが増えて重くなりがちなバッグの中身ですが、バッグ自体を分散することで体への負担も減らせて、入れるものを厳選すれば最低限の出先での備えにもなると感じています。参考になればうれしいです。 ※紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください
かな