サッカー日本代表・遠藤航には“スーツ王”の称号が似合う!──「dunhill SPECIAL TALK SESSION WITH WATARU ENDO」 リポート
サッカー日本代表の遠藤航がダンヒルのトークイベントに登場! プレミアリーグから日本代表、そしてダンヒルの新作スーツについて語った。 【写真を見る】遠藤航がヴィンテージカーに乗って来店!
遠藤航がダンヒルのイベントに登場!
サッカー日本代表のキャプテン・遠藤航は、立ち姿が抜群に美しい。178cmの身長はサッカー選手として小柄な部類に入るかもしれないが、取材陣を前にしながらの約15分、立ったままMCの質問に答える遠藤は、バックパネルの前で一度も姿勢を崩すことがなかった。体幹の強さを理由にすると大袈裟かもしれないが、その姿は直立不動。気が緩んで重心が傾くようなことはない。 イングランド・プレミアリーグの強豪、リヴァプールFCの主力選手として2023-24シーズンを戦い切った自信の表れなのか、ダンヒル銀座本店で行われたイベントに登場した遠藤は、アンフィールドのピッチ、中盤の底でゲームをコントロールするかのように堂々としている。まったく隙を見せない。 最終ラインと中盤の間、ここがサッカー選手、遠藤航の職場だ。ポストプレイを試みる相手FWをチェックし、スペースを埋めながら、セカンドボールには速い寄せでボールを奪取。さらに攻撃の起点としてパスを配給するのがプレイスタイルであり、遠藤の仕事ということになる。 特にドイツ1部リーグ時代、対峙するのはドイツ人をはじめ、超身長にして屈強のブンデスリーガーであった。そんな中、「デュエル」と呼ばれる1対1の局面での勝利数は2シーズン連続でリーグトップ。相手ボールを奪取するテクニックは遠藤の最大の持ち味であり、“デュエル王”と呼ばれる所以だ。今シーズン、リヴァプールでもその強さを如何なく発揮。自ら価値を証明してみせた。 自身の特徴やプレイに対する考え方については「プレミア(リーグ)に行ってから、自分らしさとは何か、日本人らしさとは何かを常に考えながらプレイしていました。自分の中で何をしなければいけないかを客観視していくことが非常に重要な要素になっていると思いました」と分析。 ストロングポイントであるデュエルの強さについては、「なかなかプレイが見られづらいポジションではあるのですが、1対1で勝つにはクレバーでなくてはならないので、プレイを俯瞰してみて、ピッチ上で表現できるというのが最大の武器だと思っています」と語った。 9月から始まる「FIFA ワールドカップ 26 アジア最終予選」に向けては、「僕がキャプテンに就任した時にワールドカップ優勝を公言させていただいたので、そこが最大の目標になります」と日本代表のキャプテンとして力強く宣言。さらに「来シーズンもリヴァプールでプレイすると思うので、チャンピオンズリーグなどでのタイトル獲得に貢献できる活躍をしたいと思います」と、リーグ戦の意気込みを語った。