ダイエットを成功に導く活用法も紹介!意外と知らない「体組成計選び」のポイント
知りたくないと恐る恐る体組成計に乗っている方もいると思いますが、毎日の計測を当たり前にすることで心の負担を減らせれば、体重を楽にコントロールしていただけるのではないでしょうか。
毎日測る上で重要な「デザイン」と「サイズ」
ーーなるほど、毎日測るとなると継続するモチベーションが重要そうですね。 そうですね、そのために使いたくなるビジュアルからモチベーションを高めるのも良いかと思います。ご家庭によってはリビングに置く方もいて、インテリアを気にされていると「置くことで生活感が出てしまう」というご意見も。そういう方には、ボタンや表示画面がないガラスの天板を使ったデザインですと電子機器っぽさを感じない見栄えで置きやすいと思います。 全体が黒いスタイリッシュなデザインの商品は、黒物家電で揃えていらっしゃる方から「部屋のトーンに合わせて置ける」と好評をいただいています。他にも人気キャラクターが描かれている商品もあるので、見た目の好みで選んでいただくのも良いかと思います。 あと、意外と見落としがちなのがサイズですね。あまりコンパクトなものですと、測定には問題ありませんが、特に男性は足が結構はみ出てしまい使いにくいと感じる方もいらっしゃると思います。逆に、全身式タイプは本体の幅が30センチほどとやや大きく、腕を身体の前に伸ばして計測するのでスペースが必要です。狭い洗面所や壁側に寄せての設置が難しい場合もあるので、購入前に生活動線や置き場所をイメージして見合ったサイズを選んでいただくことも重要ですね。
見逃されがちだけど着目したい「骨格筋率」
ーー最後に、意外と知られていない体組成計の活用法があれば教えてください。 体重や体脂肪に着目される方が多いかと思いますが、ぜひチェックしていただきたいのが「骨格筋率」です。骨格筋とは体を動かすための筋肉で、運動など自分の意思で増やすことができます。筋肉を筋肉量で見ると一見わかりやすいのですが、減量すると筋肉量も減るので、ダイエット中は「筋肉が落ちてしまった」と感じやすいんですね。なので、減量している人は筋肉量ではなくて、体重あたりの骨格筋の割合を見る「骨格筋率」が維持もしくは増加しているかを確認いただくのをおすすめします。 骨格筋が増えれば、基礎代謝が上がり、エネルギーを消費しやすくなるので、骨格筋率を下げないようにすることでより太りにくい体質になります。骨格筋率は日々大きく変わるものではありませんが、変化した時に気づけるように月に一回くらいは着目していただくと良いかと思います。 また、一般的に筋肉は加齢とともに減少する傾向にあります。特に運動不足を感じている方は、長く健康でいるために、骨格筋に着目してみていただきたいです。 このような変化も記録をしていないと気付けないので、せっかくお金をかけて購入していただいたのであれば、できれば毎日測ってアプリ連携で推移を見て、健康的な身体作りを目指していただけたらと思います。 取材・執筆/小菅 祥江 ※本記事は、AI食事管理アプリ『あすけん』の「ダイエットの知識」コラムからの転載記事です。 ■AI食事管理アプリ『あすけん』 ダイエットや健康管理に必要な、食事記録・カロリー計算・体重管理・運動記録などがまとめてできる無料アプリ『あすけん』。食事写真や商品バーコードを “撮るだけ” で簡単にカロリー計算ができ、AI栄養士からあなただけの食事アドバイスが毎日届くので、日々の栄養バランスの改善に役立ちます。 【PC・スマホサイト】https://www.asken.jp/ 【公式Twitter】https://twitter.com/askenjp 【公式Instagram】https://www.instagram.com/askendiet_japan/