「Study:大阪関西国際芸術祭2025」参加アーティスト第1弾、ロン・ミュエクやマウリツィオ・カテランら
2025年4月より開催予定の「Study:大阪関西国際芸術祭2025」。その参加アーティスト第1弾が発表された。 発表されたのは、実物と大きく異なるサイズの作品で鑑賞者に違和感を植えつけるロン・ミュエク(オーストリア)、異種交配によってつくり出されたかのような見たこともない生命体をリアルな存在感で表現するパトリシア・ピッチニーニ(シエラレオネ)、ユーモラスでありながら現代社会の矛盾を喚起する視点を投げかけるマウリツィオ・カテラン(イタリア)、重力が停止し時間が止まったかのように見える彫刻作品を生み出すトニー・マテッリ(アメリカ)、特殊メイクアップアーティストとしてのキャリアから現代彫刻へシフトしたカズ・ヒロ(アメリカ)、そして大阪市西成区釜ヶ崎の街を大学に見立てて、天文学、美学、合唱など年間80~100講座を開催する釜ヶ崎芸術大学(日本)などを含む28組のアーティストやプログラムだ。 なお、同芸術祭と関連して、4月から10月に開催される大阪・関西万博の会場内で「Study:大阪関西国際芸術祭/ EXPO PUBLIC ART」が開催されるとともに 、大阪文化館・天保山、西成エリア、黒川紀章建築の大阪国際会議場・中之島、船場、JR大阪駅エリアなど、大阪・関西地区の様々な場所で展覧会やアートフェア、アートプロジェクトも展開される予定となっている。