違う、違う、そうじゃない。宇佐美貴史が明かす“神戸戦の鮮烈弾の意外な真実”「何ひとつイメージ通りになりませんでした。でも…」【ガンバ大阪】
「アドリブ力は重要な要素」
今季J1リーグのヴィッセル神戸戦で、ガンバ大阪の宇佐美貴史は見事なドリブルシュートを決めた。その鮮烈弾について、意外な真実を明かしてくれている。 【動画】宇佐美の独占インタビュー(後編) 「最初はドリブルで行こうと思ってなくて、パスコースをずっと探していました。アラーノが走っていたので2対1の形を作ろうと考えて、だからボールを右に1回深く置いて、(神戸の)山川(哲史)選手がちょっとズレればそのまま出していました。でも山川選手がアラーノについて行ったので、『あっ、違う』ってなって」 次に宇佐美は「中に誰かいてくれたらワンツーで潜って行こう」と考えていた。しかし、「ボールを当てられる選手がいなかった」。 「なので、また『違う』ってなって。全部キャンセルしていって、気づいたら『あっ、シュート打てるやん』って。で、シュートを打ったら、ボテボテで(笑)。それがたまたま良いコースに飛んで、ラッキーでした」 違う、違う、そうじゃないという感じで「3、4個キャンセルした」という。 「(後ろ向きで)トラップした時に前向きの選手を使おうと思ったけど、『あっ、違う』ってなって、自分で前を向いて。そこから、全部『あっ、違う』『あっ、違う』ってなって、シュートを打ったらこれまた『あっ、違う』ってなって(笑)。俺が打ちたかったのはそんなシュートじゃないって(笑)。何ひとつイメージ通りになりませんでした。でも──」 宇佐美は「サッカーってイメージ通りにプレーできるケースのほうが少ない」と考えている。 「だから、キャンセルする力はすごく重要で。判断を変える力、アドリブ力というか、サッカーでそれは大事な要素です」 構成●サッカーダイジェストTV編集部
【関連記事】
- 「屈辱的」「考えれば考えるほどスタメンじゃないことにムカついて」今なお強烈に残る町田との開幕戦の記憶「【宇佐美貴史の独占告白】
- 「しんどい」「来世、絶対に自分は嫌」宇佐美貴史が自虐的にそう話した理由は?「だから、どんどん苦しくなる」【ガンバ大阪】
- 「彼と話をしたが…」先発外されゴラッソの久保建英、反響を呼ぶ“怒りのゴールパフォ”に指揮官が言及「分からない」
- 「お前、最低だ!」と握手拒否に罵声が飛ぶ状況での”怒り顔”鈴木優磨と”笑顔”綱島悠斗の駆け引きは見応え十分。当事者の綱島は「狡賢くプレーしたつもり」【東京V対鹿島】
- 「クボの怒りが爆発」「不満で笑わず」物議を醸す久保建英の“怒りパフォ”に韓国メディアも驚き!「自分を疑った人たちに抗議した」