ハフィーニャはウスマン・デンベレよりも上の選手? 今季バルサで証明する実力「ハフィーニャの方がずっと完成された選手だと思っていた」
現代サッカーに合うアタッカーと絶賛
今季ここまでリーグ戦では6ゴール6アシスト、チャンピオンズリーグでも4ゴール1アシストを記録する最高のスタートを切っているバルセロナFWハフィーニャ。昨季の時点ではバルセロナからの退団もあるかと思われていたが、今季一気に化けた印象だ。 欧州サッカー週末の放送・対戦カードまとめ[11/2・11/3・11/4] そのハフィーニャを以前から高く評価してきたのがジョゼ・ペセイロだ。ペセイロはポルトガルのヴィトーリア・ギマランイス、スポルティングCPで指揮官を務めた経験があり、その時にハフィーニャと一緒に仕事をしている。 スペイン『SPORT」によると、ペセイロはハフィーニャの実力が現パリ・サンジェルマンFWウスマン・デンベレよりも上だと考えていたと語る。デンベレもバルセロナでプレイしたアタッカーだが、ハフィーニャのポテンシャルはそれ以上との評価だったのだ。 「ハフィーニャがバルセロナと契約した時、多くの人は『デンベレとハフィーニャがどう一緒にプレイするのか?』と言っていたが、私は『ハフィーニャはデンベレよりも良い選手だ』と言ってきたんだ。その言葉にみんな驚いていたがね」 「私はいつもハフィーニャの方がずっと完成された選手だと思っていた。彼は攻守両面でハードワークできる。現代サッカーに求められるものを全て満たしている選手なんだよ。彼がバルサの『ティキ・タカ』に合う選手かと問われれば、それはNoだ。しかし、ハフィーニャはフリックのスタイルに合っている。彼はデンベレとは異なる選手だ。デンベレの方が1対1は上手いかもしれないが、ハフィーニャはハードワークでき、シュートにパンチ力がある。今季はそれがよく出ている。非常に粘り強く、長い距離を走れる選手なんだ」 確かにハフィーニャは新指揮官ハンジ・フリックのスタイルに合っている。フリックの就任はハフィーニャにとっても転機だったと言えそうで、今ではバルセロナに欠かせぬ重要戦力となっている。
構成/ザ・ワールド編集部