森下翔太、侍ジャパンが13日に初戦を迎える「プレミア12」へ向け全勝宣言! 衝撃の4番弾から一夜…もう一発!!
国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」を戦う野球日本代表は、13日にオーストラリアとの1次リーグB組初戦を迎える。11日は会場となるバンテリンドームで一部のメンバーが練習を行った。10日のチェコとの強化試合から4番に座る森下翔太外野手(24)=阪神=は名古屋市内などで英気を養い、全勝での連覇を目標に掲げた。 一点の曇りもなく頂点まで駆け上がる。13日はオーストラリアとの開幕戦。絶好調の主砲・森下が完全優勝を宣言した。 「予選も全勝でやるつもり。そのために初戦が大事な試合になる。まずはオーストラリア戦に向けて準備をしたい」 世界ランキングの上位12チームが集う今大会は今回で3回目を迎える。2015年の第1回大会で優勝した韓国は、1次リーグで3勝2敗だった。19年の第2回大会は日本が決勝で韓国を破り、悲願の初優勝を果たしたが、2次リーグで米国に3─4で惜敗。連覇が懸かる今大会は1次リーグから1敗もしない。 森下の自信には裏付けがある。宮崎合宿中の5日の広島との練習試合(SOKKEN)ではタイブレーク練習を含め2安打1打点とアピールした。9、10日のチェコとの強化試合(バンテリンドーム)は第1戦で6番で出場し2安打1打点。4番に昇格した第2戦では一回の先制2ランを含む2安打2打点と大暴れ。3試合連続マルチ安打で本番を迎える。 「先制点を取られるよりも取った方が絶対にピッチャーは投げやすいと思う。チャンスが最初に回ってくるのであればしっかり結果を残したい」 新人で出場した昨秋のアジアチャンピオンシップでは台湾との1次リーグ初戦(東京ドーム)で決勝ソロを放つなど大会連覇に貢献した。一回り成長し、プロで初めての世界大会。村上(ヤクルト)、岡本和(巨人)と名のある打者をけがで欠く打線を力強く引っ張る。(柏村翔)