日本食を心から愛する「イタリア人女性」が「一番好き」と語った「意外な寿司ネタ」の名前
一番好きな寿司ネタはかんぱち
続いては、いよいよ寿司だ。まずは食べたことがあるといううなぎから味わい、「この味」というようにうなずく。以前上野でうなぎ丼を食べたことがあるそうだが、「このうなぎはそれを超えた」と絶賛。 うなぎはイタリアでも食べられる食材で、クリスマスイブのメイン料理として食べられていると教えてくれた。日本の夏の「土用の丑の日」のうなぎは、旬ではない時期にうなぎを食べてもらうための宣伝文句が大当たりしてそのまま定番化したものだが、天然うなぎの旬は脂がのる秋から冬にかけての時期なので、いちばんおいしいクリスマスの季節にごちそうとして食べるのは理にかなっているのかもしれない。ただ、同じうなぎとはいえ調理法は異なる。 イレネさんは「イタリアにいたころはうなぎが嫌いだった」そう。だからこそ、上野でイタリアのうなぎ料理とは趣が異なるうなぎ丼を食べたとき、感動がより大きく感じたのだろう。その時は感動のあまり父親に電話したというイレネさん。 コメント欄では、「家族思いの良い人だなー食べてる時も幸せそうに食べるし見てるこっちも幸せになる」「美味しい物を口にするたび、家族に食べさせたいって言ってて、仲良し家族なんですね~!」「いつか家族揃って来られるといいね」など、とにかく冒頭から家族と感動を共有したいイレネさんの人柄に注目する視聴者もあった。 イレネさんは、家族の中でもとくに「おじいちゃんに日本に来てもらいたい」のだとか。イレネさんのおじいさんは85歳だが旅行が大好きで、「日本のことが絶対気に入ると思う」「おじいちゃんにお寿司を食べさせたい」と話す。 続いては、うなぎと似ているあなご。似てはいるが、「うなぎと全然違うんだね」としっかり違いを感じ取るイレネさん。先ほどあれだけうなぎを絶賛したが、それを超えるおいしさだったようで、Momokaさんの「どっちのほうが好み?」という質問に「あなご」と即答した。 寿司が大好きなイレネさんがもっとも愛しているネタは「かんぱち」。かんぱちを食べるときは静かに口に運ぶ。イレネさんがかんぱちを一番好きだという理由は、「こんな食べ方があるとは知らなかったから」だそう。日本ではじめてかんぱちを食べたとき、イレネさんはイタリアでもかんぱちは食べられることを知ったが、「なんで日本のようにうまく調理しないの、チクショー!」と思ったという。 そのほかにも、しめ鯖、サーモン、とびっこ、トロたく巻きと食べ進める。とびっこの食感のおもしろさや、トロたくのまぐろとたくあんの食感の違いなどにも注目し、最後に中トロを食べたイレネさんは「連れてきてくれてありがとう」「見た目から味まで全部予想外だった」ととても満足そうで、コメント欄も「こんなに喜んでお寿司を食べてくれると、観ているこちら側も嬉しくなりますよ」「このマグロさんもこんなに綺麗に美味しそうに食べて貰えて本望だったと思うなぁ️ 観てるこっちもお寿司食べたくなった」「食べっぷりが良くて、微笑ましいここまで気に入ってもらえると嬉しいですね」とすっかりイレネさんのキャラクターに魅了された視聴者も多いようだった。
フリート編集部