第91回選抜高校野球 平常心が初勝利への近道 石岡市長・今泉文彦さん(66) /茨城
<センバツ高校野球> 創立100年を超える伝統校だけあって、ようやく芽が出たのかなという印象です。近隣自治体出身の選手が多く、まさに地域全体で背中を押して作り上げてきたチームだと思います。 庁舎から学校が近いため、普段から打球音が聞こえてくるなど選手たちが頑張っている様子が伝わってきます。市としても、もっと盛り上げていきたいと考えています。 石岡一高は木に例えるとブナではないでしょうか。ブナの木は花が咲き果実が付くのに30~50年ほどかかりますが、長命になると200~500年ほど長いとされています。今後も甲子園出場を何度も重ねていくことを願っています。 普段の練習時と変わらない平常心でプレーできれば、初勝利への近道になると思います。甲子園では「イシイチ旋風」を巻き起こしてほしいですね。【聞き手・川崎健】