ニッチがあると快適な場所は?スリッパ、充電器類、プリントが片づく家の建て方
「スイッチニッチ」をつくれば見た目すっきり
筆者が注文住宅をつくる際、最初に思い描いたニッチは「スイッチニッチ」。たくさんあるスイッチをニッチにまとめることにより、見た目をすっきりさせることができます。 わが家では、玄関にスイッチニッチをつくりました。サイズは、幅45×高さ50×奥行き7cmです。スイッチニッチの下に狭いながらも、小さなカウンターも設置。このカウンターには、印鑑や洋服のホコリ取りを置いています。
「スリッパニッチ」で床掃除の手間を省く
以前住んでいたマンションでは、スリッパラックを置いていました。しかし、狭い玄関にはジャマ。掃除機をかけるときに、いちいちどかさなければいけないのが、とても手間でした。 そこで、今の家には幅45×高さ60×奥行き7cmのスリッパニッチをつくりました。細めのパイプを設置し、スリッパを立てかけて置けるようになっています。 5人家族ですが、筆者以外はスリッパを履きません。ですから、来客用スリッパと合わせて、4足分の収納スペースを確保できれば十分。 スリッパニッチの情報があまりなかったため、スリッパのサイズから、この大きさにしました。しかし、上段と下段のスリッパの隙間がキツキツ。あと10cmほど高さがあった方が、収納しやすかったと感じています。
「充電ニッチ」でスマホやケーブル類の散らかり防止
いちばんつくりたかったニッチが「充電ニッチ」。その名のとおり、スマホやタブレットを充電するためのニッチです。 筆者はキッチン横につくりました。目立たず、しかも充電するアイテムをよく使う、ダイニングテーブルの近くということで、この場所に。 わが家で頻繁に充電する小さい電子機器は、スマホ4台、タブレット、卓上クリーナー、モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホンなど。これらすべてを、この場所で充電しています。 サイズは、幅55×高さ110×奥行き12cm。基本的なデザインは、インテリアコーディネーターに依頼。それをもとに筆者が置きたいものが、すべて置けるように、こまかくサイズ決めをしました。充電コーナーのため、コンセントも設置しています。 以前住んでいたマンションでは、キッチン横に自作の充電スペースをつくっていました。便利ではありましたが、出っ張っていたため、ぶつけて痛い思いも。スペースが狭すぎて、置ききれませんでしたが、すべて解決です。