「ギャル漫画家・和央明さんは子育ての悩みも仲間と「ミーツ」で解決!【ギャル漫画家がママになりました】
朝ドラ『おむすび』(NHK)の主人公は平成のギャルですが、漫画家の和央明(わお あきら)さんもまさにその世代で、ギャルとして生きてきました。 【マンガを読む】元ギャルママ(現・2児の母)がおくる、育児あるある。涙もろさは変わらずも、Gには強くなる!? 少女漫画雑誌『ちゃお』で「姫ギャル♥パラダイス」や「特攻サヤカ☆夜露死苦」など、ヒット作品を次々連載。そんなギャル漫画家も、令和の今は2人の子どものママになりました。現在はWEBの『ちゃおプラス』にて、「ギャル漫画家がママになりました」を連載しています。 「あるある!」と共感の嵐である、この作品をご紹介しつつ、現在の和央さんのママライフをうかがいます。
ギャルが漫画家を目指したきっかけ
和央さんは2005年に少女漫画雑誌『ちゃお』(小学館)にてデビュー。当時はギャル全盛期、いったいどのようにして漫画家を志したのでしょうか。 「マンガ絵を描くことが好きだったからです。 知らない人と接するのも苦手なので、家に居られる仕事→漫画家!でした」(以下「」内、和央明さん) ギャル時代の和央さんが好きだった漫画を聞いてみると……、 「『SLAM DUNK』ばかりを ずーーっと読んでいました」 和央さんのヒット作「姫ギャル♥パラダイス」には多数の名言があります。男子だけどギャルなとちおとめが放った「失敗をおそれてオシャレしなくなるほうが女として失敗だぜ!!」「ギャルゎ自分の目の大きさは自分で決める!!!」など、前向きになれる台詞を生み出す背景には、「SLAM DUNK」の影響もあるのかもしれませんね。
ギャルは情に厚い!?
ギャルというかヤンキーは情に厚く、義理堅いイメージがあるので子育てでもそれが生きているような印象があります。実際に和央さんやギャル仲間の子育てで、そう感じることはありますか? 「漫画のギャルやヤンキーは美化したフィクションなので、情の厚い等は人それぞれです……! 私の友達は定期的にミーツ(ギャル語で“集合”という意味)して 子育ての悩みを相談し合っています。 格好つけることなく“これ苦手なんだ。ピンチなんだ。みんなはどうしてる?? どう乗り越えた!?”と、弱い・できない姿を見せると、そのまま格好つけない言葉やアドバイスを返してくれます。 肩肘張らずに付き合えて本当にありがたく思っています」 今でもミーツできるギャル仲間、うらやましい限りです。