ロッテ・鈴木昭汰、200%アップにも「現状維持では駄目」パドレス・松井と自主トレでさらなる「進化」
ロッテ・鈴木昭汰投手(26)が11日、ZOZOマリンスタジアムで契約交渉に臨み、3600万円増の年俸5400万円で更改した。今季抜群の安定感で救援陣を支えた左腕が、200%アップに納得顔だった。 「シーズンを完走できましたし、これからキャリアハイを出すのは難しいような成績。調子が悪いときでも抑えられたのが結果につながった」 プロ4年目の今季は自己最多の51試合に登板し、2勝2敗5セーブ、27ホールド、防御率0・73。毎日欠かさずヨガを行うなど体幹を意識したことで投球フォームが安定し、力強い直球を武器に11月に開催された「プレミア12」で侍ジャパン日本代表にも初選出された。 このオフは昨年同様にパドレス・松井の自主トレに参加する。「現状維持では駄目。今年の自主トレも含めて進化していきたい」。通算250セーブに7と迫る益田がいる抑えにも意欲をみせ、向上心高く突き進む。(森祥太郎)