「憤慨している」大谷翔平のドジャース、後払い契約の批難は”お門違い”!? 米メディア「怒るべきなのは…」
ロサンゼルス・ドジャースは昨オフの大谷翔平選手に続き、今オフもブレイク・スネル投手との契約に後払いの形式をとっている。後払い契約によって大型選手を続々と獲得するドジャースには、多くの批判が集まっている。米メディア『アウトキック』のイアン・ミラー記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング ドジャースはスネルと5年総額1億8200万ドル(約273億円)の契約を結んだが、2030年以降に約6600万ドル(約99億円)の後払いが行われる。この契約により、ドジャースは2040年代までの後払い総額が10億ドル(約1500億円)に達した。 後払い契約には批判の声もあるが、球団と選手の自由であり、合法な契約だ。ドジャースのオーナーであるゲッテンハイム・パートナーズは投資会社であり、本来払われるべき年俸を投資すれば、将来支払う金額よりも高い利回りを確保できると考えている。 ドジャースの後払い契約についてミラー氏は「これは莫大な金額であり、他球団のファンは、後払い契約がチームに才能ある選手を囲い込むことを許していると憤慨している。しかし、彼らが怒るべきなのは、自分のチームも同じ契約をしていないことだ」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部