週末の天気 不安定な空模様と寒暖差に注意 東京は真夏日から一転、土曜日は23℃予想 日曜日は東海以西で30℃前後の暑さ
日本列島には秋雨前線がかかり、全国的に大気の不安定な状態が続いている。土日はきょうよりは雨のエリアが狭まるものの、変わりやすい空模様となりそうだ。また、気温のアップダウンが大きくなる所もあるため、寒暖差にも注意が必要となる。東京都心は真夏日から一転、あすは一気に涼しくなる見通し。
土日も大気不安定続く 雨マークなくても雨の可能性
秋雨前線は、あす5日(土)には南の海上まで南下するが、あさって6日(日)には再びやや北上する。あすは広い範囲で前線の北側に入り、大陸から高気圧に覆われるため、北日本や西日本の日本海側を中心に晴れ間がありそうだ。ただ、東日本や、西日本の太平洋側はスッキリしない天気で、曇りや雨となる見込み。東海など雷雨になる所もあるため、落雷や突風、ひょうにも注意が必要となる。
あさっては北海道や東北北部では晴れる時間が長いが、その他は変わりやすい空模様で、午後を中心に所々で雨が降る見込み。雨マークがついていなくても、降水確率はやや高くなっているため、雨への備えはしておいた方が良さそうだ。
気温アップダウン
気温は日ごとのアップダウンが大きくなっており、土日も寒暖差に注意が必要となる。特に東京都心では、きょうは30.4℃まで上がって真夏日となったが、あすは23℃までしか上がらない見通し。あさっては東海から西で30℃前後まで上がる予想で、蒸し暑くなりそうだ。 (気象予報士・多胡安那)