KEIRINグランプリ出場は6度目の常連 冬場のバンクを得意とする周防の“超豪脚”清水裕友
総合力高し! 真骨頂は迫力満点の鋭い捲り
パワフルな走行姿勢は安定性が高く、横の動きにも対応可能。基本的にどの位置を回ってもその場所に応じた走りでそつなくこなし、総合力の高さは言うまでもない。しかし真骨頂は展開を冷静に見極めて、“これしかない”というタイミングで鋭く飛んでくる捲り一撃。剛健性と俊敏性を兼備した超豪脚は清水裕友ならではだろう。その強みを象徴するレースが大宮記念の決勝だ。 地元勢が平原康多を中心に据えた5車結束の強力布陣。最終2コーナーで懸命に逃げる太田龍希の番手から宿口陽一が発進するが、絶妙なタイミングで清水が捲った。平原康多のけん制もスピードを持って難なくクリアして、ゴールまで失速ナシの弾丸ライナー。 レース後、2着の平原康多は「清水が強かったし凄かった。陽一が行かれちゃった時は古性が優勝した静岡と同じような景色で、あの時を思い出しました」とコメントを残した。観るものを熱狂させる仕掛けを武器に清水裕友が年末の静岡を沸騰させる。
応援メッセージ
最後に、netkeirinの投票企画「競輪ファンが選ぶ KEIRINグランプリ2024優勝選手」で清水裕友に寄せられたコメントを紹介する。 「清水、そろそろだろ!今年こそはの思い」 「松浦の無念を晴らして欲しい」 「ラインを組むと仲間を生かそうとし過ぎてしまうところがある(褒め言葉)。今年は自分が生きるためのレースが期待できそう」 「単騎になるなら自由にできそうだし、静岡は相性が良い」 「冬場の重いバンクといえば裕友しかいないだろう」 「推しなので頑張ってほしい。裕友を信じて」 「裕友が好き!」 ※地元山口のファンからの熱い応援多数