【バジルの上手な育て方】自宅に広いスペースがなくてもOK!観葉植物のお手入れと変わらない簡単家庭菜園
室内でバジルを育てるための秘訣
・太陽の光 バジルを室内で育てる場合、1日6~8時間は太陽の光を当てる必要であることを覚えておいてください。場所としては、南向きの窓の近くがおすすめ。それ以外なら、自然光の不足をグローライトで補いましょう。 ・土と肥料 屋外の場合と同じように、苗か種を培養土や土に植えて、バジルが確実に栄養を摂れるようにしてください。 「ガーデニング用の土は、培養土よりシンプルな構成。つまり、根が深く育ちにくいということです」とウェイスは説明し、肥料に関しては、原液を選び、最も成長が著しい時期(春の終わり頃~秋の始め)に数滴与えるようにすることをすすめてくれました。ただし、肥料のやりすぎは過剰な茎の成長を促すと同時に、葉の成長を阻むのでご注意を。 ・水やり バジルは湿気を好みますが、水浸しはいけません。とはいえ、(他の観葉植物でそうするように)土が完全に乾くまで待つよりは、大部分が乾燥したけれど乾き切っている訳ではないタイミングを見計らって水やりをするようにしましょう。 ・プランターのサイズ 室内でバジルを育てるのなら、自分が適当だと思うサイズより大きな鉢やプランターを用意しましょう。 「(小さな鉢やプランターでは)土が早く乾いてしまいます。水を保持する力が弱いですからね」とウェイス。「大きなスペースがあれば、根が広がり、栄養分をしっかりたくわえることができます」
間引きと収穫
バジルの収穫においてルールを1つ挙げるとするならば、根元から葉を摘み取ることだとウェイスは助言します。 「当然ながら、根元近くの葉は大きく育ちます」と彼は言います。「また、この辺りの葉を採ることで、上方についた葉にエネルギーを与えることができます」。 根元に近い大きな葉を選び、ハサミや指でていねいに摘んでください。その葉を洗ってお皿に添えれば、どんなメニューにも彩りを与えてくれます。 最初の数週間、バジルは間引きを必要としません。けれど、花が姿を現したら、摘んでしまいましょう。大きく健康な葉を育てるためです。