幹や枝の堅さにもよりますが、曲げ具で半年間ほど留めておくと形が固定されるので、状態を確認して曲げ具を外します。曲げ方は自由で、下の写真のようにどのような形にもできます。枝を曲げるとリズミカルな動きが生まれ、空間の広がりも感じられて観賞の楽しみも倍増するはず。 作業は4月上旬～7月下旬、9月上旬～10月下旬ならいつでも行えます（真夏と晩秋～早春はNG）。なお、ポリポット植えの苗を購入した場合は、古い用土を落とし、新しい用土で一回り大きな鉢に植え替えてから作業しましょう。自分好みの樹形に仕立てたフィカスの鉢植えで、お部屋時間を楽しんでください。 ＊本記事は杉山拓巳『NHK趣味の園芸 観葉植物パーフェクトブック』（NHK出版）を抜粋・再編集したものです。
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