ベテラン編集者も絶賛!タイ・プーケット「ラグジュアリー美食リゾート」注目ヴィラのディナーをレポ
“リゾートに旨いものなし”。そんなふうにまことしやかに囁かれていたのはいまや昔。タイ屈指のリゾート地・プーケットにあるラグジュアリーリゾートホテル「TRISARA」は、そんな通説を軽々と覆すような美食体験を楽しみに訪れる人でにぎわっています。 年末年始、少し長めのお休みをとって海外に行くなら?と聞かれたら、私はタイ、と即答します。フライト時間も6時間と短いし、物価もそこまで高くなく、バンコクのような刺激的な都市もあれば、そこから1時間半ほどのフライトで楽園のような美しいビーチリゾートにも行けます。独自の文化を感じることができて、食の面でもローカルな料理からガストロノミックなものまでおいしいものがずらり。 特に昨今のレストランのレベルアップは凄まじいといえるでしょう。いまや洗練されたガストロノミックの流れは都会から郊外にも派生しているようです。 「TRISARA(トリサラ)」は、プーケットでそんな美食シーンを牽引しているリゾートホテル。“このレストランの料理を食べることを目的に滞在する”という人も増えています。 [*]「ガストロノミー」とはフランス語で「美食」を意味する言葉。ガストロノミックとは、優れたテクニックと上質な素材、シェフのクリエイティビティを駆使して美食を追求しているという意味です。
青い海と空を独り占め。プーケット最高峰のリゾート
「TRISARA」はプーケット空港からクルマで15分。道をしばらく走ると山崖の下に張り付くように建つヴィラ群が見えてきます。リゾートがある半島の半分を占めるかと思うような広大なジャングルに囲まれた敷地に、プール付きの61棟のヴィラとレジデンスが点在。クルマの中からでもわかるその規模の大きさに度肝を抜かれます。 それもそのはず、こちらの経営を担うのはタイの名門ファミリー、モンタラ・ホスピタリティ・グループ。2004年のオープンから、プーケットで1、2を争う豪華さと美しさを誇るリゾートホテルとして、地元タイの富裕層をはじめ、世界のセレブリティたちの定宿として愛されてきました。 「TRISARA」とはサンスクリット語で「天国にある第3の庭」という意味だそうですが、まさにその通りと言いたくなるような場所です。