大雪「宅配便」への影響【1月10日時点】、青森や北陸への配送に遅れ
1月9日から10日にかけて、非常に強い寒気が南下。広い範囲で大雪となり、全国各地で高速道路の通行止めなどの交通規制が発生している。ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の宅配大手3社では、1月10日時点で、青森や北陸など、一部地域への荷物の配送に遅れが生じているという。 【ヤマト運輸(1月10日時点)】 ヤマト運輸は1月10日時点で、大雪による交通機関への影響により、一部地域において荷物の配送に遅れが生じる可能性があるとしている。荷物の預かり、届け、営業所業務を一時的に中止する可能性もあるという。 青森県の一部と島根県隠岐郡宛ての荷物には、遅れが生じている。同地域では、荷物の預かりを停止しているという。 全国から北海道、青森、中国、四国、九州宛ての荷物は、遅れが生じる可能性があるという。新潟県と関東・東京・関西地域を発着する荷物や、北陸地域と関東・東京・中部・関西地域を発着する荷物にも遅れが生じる可能性があるという。 石川県輪島市の一部、珠洲市の一部、鳳珠郡能登町を発着する荷物については、預かりと届けを停止している。 【佐川急便(1月10日時点)】 青森県の青森市・東津軽郡(今別町・蓬田村・外ヶ浜町)・弘前市・黒石市・平川市・中津軽郡・南津軽郡と、北海道の 全域で荷物の届けに遅れが生じているとしている。 今後も天候状況により対象地域に変更が生じる可能性があるという。 【日本郵便(1月9日時点)】 北海道浜頓別町の頓別(とんべつ)郵便局、中頓別町の小頓別(しょうとんべつ)郵便局で窓口業務を中止しているという。 船舶便の欠航や道路事情などにより、北海道、東北、信越、北陸および中国地方などの地域で、引受または配達となる郵便物・ゆうパックなどの一部の配送に遅れが発生しているという。
日本ネット経済新聞