普通の服こそ、ジュエリーを味方に!ティファニー、hum…【スタイリスト福田麻琴さんの愛用ジュエリー】
最旬シンプルがなんだかうまくハマらない、と気づいたら スタイリスト福田麻琴さんの「普通の服こそ、ジュエリーを味方に」
白シャツにニット、ボーダー……etc. 大好きだった定番服が、年齢とともになぜか突然、うまく着こなせなくなったと感じることはありませんか?LEEきってのベーシック派スタイリスト、福田さんが提案するのはジュエリーの力に頼ること。おすすめの合わせ方や選び方を教えてもらいました。 ※SV=シルバー、YG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、DIA=ダイヤモンド、Pt=プラチナの略です。※福田さん着用のジュエリー、服はすべて本人私物です。
「普通の服を素敵に着る。私の場合、『存在感のあるジュエリーを足すこと』がその秘訣に」福田麻琴さん
「肌にはツヤとハリが、髪にもコシがあった20代。あの頃は、どんなにシンプルなアイテムも〝ただ着る〟だけで不思議とサマになったけれど、30代半ばを過ぎたあたりから、普通の服を普通に着ると、なんだか物さみしく感じるように。そこで手に取ったのが、それまで日常では出番が少なかった「存在感のあるジュエリー」でした。例えば、オケージョン専用だと思っていたパールは白シャツを品よく盛り上げる絶妙なスパイスとして。防具のようにボリュームのあるシルバーバングルは黒ニットに私らしい〝強さ〟を添える名脇役に。今やジュエリーの持つツヤやリュクス感は、大好きなベーシックを着続けるのに欠かせないカギ。私が毎日ジュエリーを身につける理由が、そこにあります。」──福田麻琴さん
教えてくれたのは…
●福田麻琴さん スタイリスト セレクトショップスタッフを経て、スタイリストに。数々の女性誌で活躍した後フランスへ留学。帰国後はフレンチベーシックの名手として、雑誌のほか、広告等幅広く活動。さらに近年ではエッセイ本の執筆も盛ん。LEEwebのPodcast連載『福田麻琴のおしゃれって何さ!?』も好評配信中!
「エルサ・ペレッティがデザインしたティファニーの作品の中でも、大胆なほどボリュームのあるシルバージュエリーが好き。芯は強いのに、とてもしなやか――そんなカッコイイ女性像を体現するボーンカフは、特に15年来のお気に入りです。黒ニットのような顔を持たない服にも、このバングルひとつで着る人の"意志"が宿る気がします。」──福田麻琴さん