張本智和&美和“卓球界の歴史を塗り替えた兄妹”単独インタビュー 50年ぶりの快挙の裏側
Q.今後の目標は 智和:ロス五輪でシングルスでの金メダルはこの4年間で一番大きい目標。その次は来年に個人戦がある世界選手権。五輪のシングルスでの金メダルに次ぐ2番目の価値があると思うので、その2つというのはこの4年間で達成したいです。 Q.ロス五輪で金メダルを獲得するためにすべきこと 智和:日々練習を頑張るしかないかなと。いろんなことがありますけど、僕たちには練習しかできないので練習・努力・試合、勝ち負けがあって、それを反省して日本に持ち帰ってまた練習する。つまらない生活かもしれないですけど、それしかすることがないので、特別何かを頑張るとか、秘訣みたいなものがあるわけではなく、地道に他の人よりも1球でも多く打つとか、それでも勝てるか分からないけど、自分が高い自己満足を設定できれば、それを達成することで成長できると思っています。 Q.使命感が強い 智和:今ランキングも日本で1番ですし、ここ5、6年ずっと一番でやってきたので、他の選手が強くなることは嬉しい事ですけど、個人としては自分が結果を出したいです。選手目線で言えば、底上げよりも、自分が勝つことが大切だと思っています。他の選手が達成する前に自分が達成する、それが日本の選手であろうが、他の海外の選手であろうが、強い選手が多くなっているので、その中でも自分が達成したいと思う気持ちが強いです。 そして、ただ強いだけでなく、それに値する練習量や振る舞いもそうですし、卓球が一番強いから日本で一番の選手ではないので、水谷隼選手(五輪2大会連続メダル)も、誰よりも努力して勝って負けてを繰り返して苦労したからこそ、誰もが認める日本のエースでしたし、僕もそれに値するような選手にならないといけないと思うので、単に優勝したから、強いから、勝てないからあいつがエースだではなく、人間的な部分でもあいつには適わないって思われるような選手にならないといけないと思っています。
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