柔道金・角田夏実らトップアスリートを〝モデル起用〟の効果
トップアスリートが〝モデルデビュー〟を果たした。アパレルブランド「23区」の「遊勤コーデ」ランウェイ発表会が28日、都内で開催された。 【写真】石川佳純さんが華麗なドレス姿披露 柔道女子48キロ級でパリ五輪金メダルの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)、スピードスケート女子で平昌五輪2冠の高木菜那氏、元バレーボール女子日本代表の古賀紗理那氏、元新体操日本代表の畠山愛理氏が同ブランドの衣装を身にまとってランウェイに登場。大役を終えた角田は「私でいいのかなという不安もあったが、とてもうれしいお話だったので、すぐに受けさせていただいた」と笑みを浮かべた。 アパレルブランドのモデルをアスリートが担う異例の試みに、同ブランドの担当者は「社会への影響力が大きいし、ポジティブなオーラを持っている。そういった意味でファッション界も元気にしたいし、それを加速させてくれるようなアスリートのみなさんと一緒に協力ができる」と狙いを説明した。 25日からはJR新宿駅中央通路改札内に4人のアスリートがモデルを務める広告が掲出されており、同担当者は「手応えはかなり感じている。確実にお客さまの心に届いている」と分析。トップアスリートたちは競技外でも存在感を発揮している。
中西崇太