表彰式プレゼンターは佐々木蔵之介だが…

［ＧⅠ天皇賞・秋＝２０２４年１０月２７日（日曜）３歳上、東京競馬場・芝２０００メートル］ 　まず触れなければならないのが、天皇陛下と同じ誕生日だろう。４枠７番ドウデュースの馬主・キーファーズの松島正昭氏と、２枠２番マテンロウスカイの横山典弘騎手がともに２月２３日生まれ。昨年も天皇賞・秋に出走したドウデュースは天覧競馬となったこともあり、松島氏の誕生日がとりわけ注目されたが、レースでは７着に敗れた。とはいえ、引き続き警戒は必要か。 　昨年の天皇賞・秋で馬券になったのは三木正「浩」オーナーのジャスティンパレス（宮殿）。〝浩宮さま馬券〟だったわけだが、同馬と天皇賞の相性の良さ（２回出走して１勝２着１回）はそんなところにもあるのか。ただし、今回はジャスティン同様〝宮家〟を馬名に持つキングズパレスが出走。昨年秋のジャスティンには天皇賞・春での競走中止型サインの後押しもあっただけに、これまで通りにいかないかもしれない。 　今回、サインの本線として考えたいのは表彰式プレゼンターの佐々木蔵之介（２月４日生まれ）。佐々木はＪＲＡの年間プロモーションキャラクターとして何度もプレゼンターで登場しているが、その際の１、２着馬はどうだったのか。「これまでの傾向」をおさらいしてみる。

【２０２３年】

４月２２日＝京都競馬場グランドオープン記念 ５枠１０番ドンフランキー ７枠１４番サイクロトロン ７月９日＝七夕賞 ８枠１５番セイウンハーデス ２枠４番ククナ ８月２０日＝札幌記念 ７枠１３番プログノーシス ６枠１０番トップナイフ

【２０２４年】

５月５日＝新潟大賞典 ８枠１６番ヤマニンサルバム ７枠１３番キングズパレス ５月２６日＝日本ダービー ３枠５番ダノンデサイル ７枠１５番ジャスティンミラノ ６月９日＝函館スプリントＳ ２枠４番サトノレーヴ ５枠１０番ウイングレイテスト ６月２３日＝宝塚記念 ８枠１２番ブローザホーン ６枠９番ソールオリエンス