誕生日サインが使えない！？

　佐々木の誕生日「２月４日」そのままの２枠４番の馬が２度、連に絡んでいる。何と言っても違和感を覚えるのが今年５月５日の新潟大賞典。当日は東京競馬場でＧⅠのＮＨＫマイルカップがあったが、なぜそちらに行かなかったのか。ＮＨＫマイルＣは高野調教師（２月４日生まれ）が管理するジャンタルマンタルが勝っている。さすがにあからさますぎるという判断で、佐々木のプレゼンターが新潟になったのか。もしくは後のサインを出すために、新潟に行く必要があったのか…。 　今回の天皇賞・秋に「２枠４番」の馬はいない。しかし、西山茂行オーナーのニシ（２４）ノレヴナントには注意を払うべきではないのか。前述した昨年の七夕賞、勝ってプレゼンターの佐々木から表彰を受けたのはセイウンハーデスの西山茂行オーナーだった。しかも今回のレヴナントはハーデスと同じ８枠１５番。また、前述の新潟大賞典で圧倒的１番人気を裏切ったレーベンスティールも８枠１５番だった。「人気を背負って走らなかった馬番が、その後の関連レースで激走する」というサインのパターンにも当てはまる。さらに言えば今年の天皇賞・春では大外枠のハピが競走を中止している。そんなわけで大外枠がニオうのだ。 　最後に今回の天皇賞・秋出走馬で、佐々木がプレゼンターだったレースに出走していた馬を列挙してみる。 １枠１番ベラジオオペラ（２４年宝塚記念） ４枠６番ソールオリエンス（２４年宝塚記念） ４枠７番ドウデュース（２４年宝塚記念） ５枠８番キングズパレス（２４年新潟大賞典） ６枠１０番ダノンベルーガ（２３年札幌記念） ６枠１１番ジャスティンパレス（２４年宝塚記念） ８枠１４番レーベンスティール（２４年新潟大賞典） 　以上７頭。「佐々木プレゼンターのレースで、１番人気で走らなかった馬のリベンジ」というシナリオなら、レーベンスティールードウデュース。「佐々木プレゼンターのレースで馬券になった馬同士の決着」というシナリオなら、キングズパレスーソールオリエンスという買い目もアリか。