「インパクトのある投手がまだ必要だ」オリオールズ、メジャー通算138勝の41歳右腕と1年23億5700万円で契約合意「年齢の割に球速をあまり落としていない」
ボルティモア・オリオールズはアトランタ・ブレーブスからフリーエージェント(FA)の41歳右腕チャーリー・モートンと契約合意したと発表した。米報道によると1年1500万ドル(約23億5800万円)の条件だという。 【画像】期待と緊張感に包まれた、佐々木朗希の初ブルペンを特集!! モートンはメジャーリーグ通算383試合に登板し、防御率4.01、138勝123敗、2047奪三振の成績をマーク。昨季はブレーブスで30試合に先発し、防御率4.19、8勝10敗、167奪三振の成績を残した。 そんな右腕モートンについて米移籍情報サイト『MLB Trade Rumors』は「過去4シーズンをブレーブスで過ごし、124試合に登板して防御率3.87を記録。モートンの成績は過去2年間で若干落ち込んでいるが、40代の投手にありがちな劇的な落ち込みを避けている」と評価している。 また、右腕の投球について「昨年の速球の平均速度は時速94マイル(約151キロ)で、過去3シーズンの速球速度よりわずかに下回った。彼の主な投球であるカーブボールは、例年通り平均時速81.5マイル(約131キロ)だった。モートンは年齢の割に球速をあまり落としていない」と指摘した。 さらに41歳と大ベテランのモートンを獲得したオリオールズについても、「彼らは十分な層の厚さを築いているが、間違いなく、投手陣のトップに据えるにはインパクトのある投手がまだ必要だ」と綴っている。 オリオールズに年俸1300万ドル(約20億4400万円)加入した35歳の菅野智之とともに、いくつの白星を挙げられるのか注目だ。 構成●THE DIGEST編集部