MLB首位打者も厳しい冬 41歳の高齢がネックか…元DeNA助っ人の狭まる新天地
元DeNAグリエルは昨季マイナーで結果もメジャー昇格は9月だった
かつての助っ人は最後の一花を咲かせることができるか。元DeNAのユリ・グリエル内野手は昨季終了後にロイヤルズからFAとなったが、去就に関する報道は音沙汰なし。2月のスプリングトレーニングが近づく中、6月に41歳となる“キューバの至宝”の先行きは不透明な状況となっている。 【写真】ミニスカ姿の美人妻を抱きしめ…元セ・リーグ助っ人の幸せ2ショット 鳴り物入りでDeNA入りしたのは10年前の2014年。2016年からアストロズでプレーし、2度のワールドシリーズ制覇に貢献。2021年には打率.319で首位打者に輝き、守備でもゴールドグラブ賞を受賞した。 ただ、ここ数年は苦戦。2022年、マーリンズへ移った2023年と打率2割4分台。40歳シーズンとなった昨季は、開幕後の4月16日にようやくブレーブスとマイナー契約を結んだ。傘下3Aグインネットで75試合出場、打率.292、12本塁打、48打点。OPS.863と結果を出したが、メジャーの分厚い壁に阻まれた。メジャー球団から声がかかったのは、8月末にトレード移籍したロイヤルズだった。 ロイヤルズでは9月に18試合出場して打率.241、6打点をマーク。6試合連続安打を記録するなど打棒健在をアピールした。ポストシーズンにも出場したが、やはり高齢がネックなのか。 一塁手のFA市場ではポール・ゴールドシュミット(カージナルスFA)がヤンキースへ。クリスチャン・ウォーカー(ダイヤモンドバックスFA)はアストロズに決まった。アンソニー・リゾ(ヤンキースFA)の去就も未決着のままだが、春が近づくにつれてメジャー契約への道は狭まりつつある。 仮にメジャーでプレーとなれば、10年目のシーズンとなる。グリエルにとっても期する思いもあるはずだ。もう一度、花を咲かせることはできるか。
Full-Count編集部