井岡一翔 今年は自身初0勝 マルティネス戦実現熱望「必ずチャンピオンに」
中止となったボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ(31日、東京・大田区総合体育館)で王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)に挑戦する予定だった同級6位・井岡一翔(35=志成)が31日、試合会場のリング上であいさつをした。 井岡にとって7月に敗れた相手と王座奪回と雪辱をかけた一戦は、インフルエンザに感染したマルティネスの回復を待ったが間に合わず、前日計量の直前に中止が決定。大みそかの顔はリング上でマイクを持つと、まずファンに中止を謝罪した。 続けて「ただ、これで終わったわけじゃないので、次、マルティネス選手と試合をしてもらえるように話を進めてもらって、自分も引き続き頑張ります」と仕切り直しの再戦を熱望。最後は「来年、必ず世界チャンピオンになる姿を、みなさんにお見せするので、楽しみにしていてください」と王座奪回を誓った。 2024年は7月にマルティネスに敗れ、最後は中止と、2009年のデビュー以来初めて0勝に終わる1年となった。来年は明るい年にできるか。
東スポWEB