羽田空港での事故翌日の飛行機が遅延 ANAによる手厚い心遣いに「日本の交通機関は凄い」
「ANAの心遣い」がX上で話題になっています。 投稿したのは、Xユーザーの@Ayunonkeiさん。 【写真2枚】ANAから渡された「封筒」のデザインに驚き 当ポストは2024年1月10日時点で12万件を超えるいいねを集めており、「惚れてまうやろ~」「ANAすげぇ」「日本の交通機関は凄い」と多くの反響が寄せられています。記事中ではANAの補償について紹介します。 ※投稿写真は【写真2枚】をご参照ください ※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
羽田空港のJAL機炎上事故の翌日にANAを利用
「ANA凄い…」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。 そこに収められていたのは、ANAの封筒に入れられた現金。投稿主は1月2日に起こった羽田空港のJAL機炎上事故の翌日にANAを利用し、遅延のお詫びで飲食代として渡されたとのことです。 遅延は2時間ほどで、お詫びの金額は2000円。遅延での補償は行っていない航空会社もあるなか、これは手厚い補償ですね。 投稿主の@Ayunonkeiさんに詳しい話を伺いました。
1月3日に宮古島発羽田行のフライトに搭乗
@Ayunonkeiさんが乗っていたのは、羽田空港で事故が起こった翌日、1月3日に宮古島から羽田に向けて出発予定だったANA1080とのこと。 本来は11:55に出発するフライトでしたが、羽田空港の事故の影響か出発は2時間遅れの14:00に変更になったそうです。搭乗機が羽田上空についてからもなかなか着陸できず40分程上空で旋回していたとのこと。 羽田空港での事故に対するお詫び金なのかはわかりませんが、不安な気持ちで搭乗していたであろう乗客にとってはありがたい心遣いだったのではないでしょうか。
ANAからの2000円は能登半島地震へ寄付
大きな話題を呼んだ「ANAのお詫び」にまつわるエピソード。 投稿主の@Ayunonkeiさんのお詫びを渡された時の心境を聞いてみると、「お気遣いに感動したと同時に複雑な気持ちにもなりました。手厚すぎると…ここまでしてもらって良いのかと…羽田空港が大混乱なのは分かっていましたし、目的地に飛べるだけでも有難いのにと…泣きそうになりました」と話してくれました。 ほかの乗客たちも遅延による疲弊や事故を知った上でのフライトへの不安を感じていたようですが、この気遣いでそんな空気が緩和されたようにも感じたとのこと。 そんなANAのスタッフの心遣いに感動した@Ayunonkeiさんは、「この頂いたお気遣いと、事故で亡くなった海保の方の気持ちを次へ繋げたい」とお詫び金と同額の2000円を能登半島地震へ寄付。 寄付は電子マネーで行い、ANAからの2000円はそのまま封筒に入れて取っているとも教えてくれました。