【いよいよキックオフ】サッカー男子W杯予選・運命の北朝鮮戦 ホームで勝ち点必須の日本代表 「他国のアウェーと全く違う」過去4戦勝ちなし・無得点の“鬼門”平壌・金日成スタジアムの異様さを実際に取材したジャーナリストが独自解説
2011年以来となるサッカー男子『日本vs.北朝鮮』の平壌開催が正式決定。日本代表は、どのような環境で戦うのか?13年前の平壌決戦を取材したジャーナリストが語る“北朝鮮の実態”とは?サッカージャーナリスト・森雅史(もりまさふみ)氏、「コリア・レポート」編集長・辺真一(ピョン・ジンイル)氏のダブル解説です。 【動画で見る『注目ポイント』】北朝鮮は「何を見せる」のか…?サッカーW杯予選・日本VS北朝鮮“平壌”決戦へ 金ファミリー”はその時どこに?“5万人スタジアム”を見れば今の日朝関係が分かる!
サッカー男子・日本vs.北朝鮮、13年ぶり北朝鮮・平壌での開催決定!毎回“荒れる”北朝鮮戦の裏事情「彼らの“国際経験のなさ”が如実に出た」
『2026年FIFAワールドカップ』アジア2次予選・日本vs.北朝鮮は、東京・国立競技場(2024年3月21日)と平壌・金日成スタジアム(同年3月26日)の“ホーム・アンド・アウェー”で行われます。「アジアサッカー連盟(AFC)」は3月5日までに平壌・金日成スタジアムなどを視察し、開催に支障はないと判断。「日本サッカー協会(JFA)」は3月11日、「アジアサッカー連盟から予定通り平壌で行うと通達を受けた」と発表しました。
懸念されるのは、“北朝鮮サッカー”を巡る昨今のゴタゴタです。2023年10月に行われたサッカー男子・アジア大会準々決勝では、「後ろからスライディング」「審判に詰め寄り抗議」など北朝鮮選手のラフプレーが目立ち、後半プレー中断の際には「日本チームの給水ボトルを強奪」「スタッフを威嚇する」などして、北朝鮮には計6枚のイエローカードが。 また、2024年2月24日に行われたサッカー女子・パリ五輪アジア最終予選では、北朝鮮での開催について「空路の定期便がない」「競技運営が不透明である」などから代替地の提示を求められ、北朝鮮は中国開催を提示したものの、中国側が拒否。サウジアラビアでの開催が決定したのは、試合3日前でした。
今回の一連の“ゴタゴタ”について解説いただく森雅史氏は、「サッカーダイジェスト」などサッカー誌編集に携わり、2009年に独立。サッカーW杯の取材は、1990年以降イタリア・アメリカ・日韓・ドイツ・南アフリカ・ブラジル・ロシア・カタールの8大会、現地に向かいました。そして2011年11月、北朝鮮・平壌で開催されたW杯ブラジル大会アジア3次予選を唯一取材したフリージャーナリストです。
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