BreakingDownの喧嘩自慢1位を圧倒した宇佐美正パトリックが安保瑠輝也へ「ボクシング下手すぎ」「見ててダサかった」「あんなパンチの遅さじゃ無理ですよガルシアは」
31日、さいたまスーパーアリーナにてRIZIN DECADE『雷神番外地』が開催。『朝倉未来軍vsBLACK ROSE軍』第6試合として[朝倉未来軍]細川一颯vs[BLACK ROSE軍]宇佐美正パトリックが行われた。 喧嘩自慢トーナメント1位となり1000万を手にした【喧嘩自慢のプリンス】細川一颯は、昨年11月の『BreakingDown10』でK-1やRIZINでも活躍した才賀紀左衛門をKOし担架送りに。啓之輔をKOした元地下格王者も倒して世代交代を見せつけている。 宇佐美は極真空手をバックボーンに2021年修斗でMMAデビュー。2022年RIZIN大晦日では“ブラックパンサー”ベイノアを秒殺KOするが、2023年9月に安保瑠輝也に敗北。2024年9月に矢地祐介にも完封負けしており崖っぷちに立たされている。 24歳同士の若手対決となったが、細川が派手な動きで攻めようとするが宇佐美は冷静にいなしていく。ハイキックで細川が吹っ飛び、細川をパンチで打ち落とし圧倒。宇佐美が前蹴りで距離をとり首相撲から膝。離れようとした細川にフックを打ち込むと細川が崩れる。すぐにスタンドになり回し蹴りで牽制するが、宇佐美は微動だにせずにしっかりと見て、ボディに膝蹴りからミドル。ぐったりとしながらもリングを周った細川に宇佐美がボディにラッシュを仕掛け、崩れ落ちた細川を見てレフェリーが試合をとめた。
圧倒した宇佐美は「来年はしっかりMMAで結果残してこうと思ってます。技術の差があるって分かってたんで相手は僕のこと絶対死に物狂いで来るとは思ってた。向き合ってて思ったのがラビットパンチが多いなと。インターバル中にもレフェリーにも言ったんですけど後頭部へのパンチが多すぎ。この試合を受けてくれた細川くん、同級生だったんですけどスゴい男やなと思います。僕たちはこっちでやってます。あっちはあっちで頑張ってくれって感じです」と突き放す。 そしてメインで戦っていた安保瑠輝也の試合を見て「いや下手くそすぎでしょ!昨日俺にボクシングで勝てるとか言って喧嘩売ってきましたからね。控室でみんながおる前で『お前なんか倒せるから』みたいに言われたんで『俺もいつかやったるよ。アゴの骨砕いたるからな。逃げんなよ』言うてやりましたわ。ボクシングもそうですけど、やってる年月は短いし見てきてる数も違んで。それで俺にボクシングで勝てるとかしょーもないこと抜かして、全然カッコ良くないですよね。見ててダサかったっすよ。あんなパンチの遅さじゃ無理ですよガルシアは。ナメてるなボクシングを。とりあえず自分はMMA、自分が決めたことをしっかりやりたいと思ってるんで、安保が煽ってくるんだったらボクシングでもやりますけど。その代わり、やるんやったらどうなるか覚えとけよと。僕はドンと構えてるつもりです」と、昨年9月にキックルールで判定負けしている安保を酷評した。