“体に優しく、おいしい”は変わらず! カレー 百名店に選ばれた名店の創業者が新たなスタート(東京・駒込)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
カリーシュダ六義園(東京・駒込)
2024年4月23日、駒込、六義園のすぐそばに「カリーシュダ六義園」がオープンしました。茅場町で長年親しまれてきた「カリーシュダ」をレシピごとすべて譲渡し、六義園で新たなスタートを切ります。
「カリーシュダ」は、オーナーの和田茂さんが2004年、茅場町駅近くにオープンした店。和田さんはそれまでIT企業に30年以上勤めた後、脱サラをしてカレー店をはじめたという異色のキャリアの持ち主です。独学でスパイスについて勉強し、試行錯誤しながらレシピを開発。できあがったのが約19種類のスパイスを使い、無添加・グルテンフリーの体に優しくおいしいカレーです。
当時、まだスパイスカレーが珍しかったこともあり、どこにもないおいしさにとりこになる人が続出。多数のメディアにも取り上げられ、2022年と2023年には「食べログ カレー TOKYO 百名店」に選ばれるなどカレーの名店として知られるようになりました。
もっと通いやすい場所で店を続けたいとの和田さんの希望で茅場町の「カリーシュダ」を譲渡。自宅近くに「カリーシュダ六義園」をオープンするに至りました。
店は、カウンター席11席とこぢんまり。内装は六義園の外周の赤レンガ壁をイメージし、壁面は赤レンガの壁紙を使用。カウンターにはシックな大理石を使用し、洋風の落ち着いた雰囲気になっています。壁には、店主の和田さんが撮影した六義園の写真が飾られ、地元への愛が感じられます。
カレーのコンセプトは、茅場町店と変わらず、ウェルネス、身体に優しいカレー。無添加、グルテンフリーにこだわり、塩分は約3g、油分は約4gと健康に配慮したカレーになっています。