「子どもが呼べるウーバー」日本上陸。共働き世帯のタクシー配車需要を狙う
Uber Japanは12月11日、子ども向けタクシー配車サービス「Uber Teens(ウーバーティーンズ)」の提供を開始した。 【全画像をみる】「子どもが呼べるウーバー」日本上陸。共働き世帯のタクシー配車需要を狙う 13~17歳の子どもはUber Teensを通じ、スマホから自分でタクシーを呼べる。配車の対象は「Uber Taxi」「Uberプレミアム」の車両で、ライドシェアは対象外。利用料金は通常のサービスと変わらない。 12月11日のサービス開始時点で、Uber Teensを利用できるのは11都道府県。北海道、青森県、宮城県、東京都、神奈川県、石川県、京都府、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県が対象で、エリアは今後拡大される予定。
従来の年齢制限を条件付きで緩和
Uber Teensは、Uberのタクシー配車にかかる年齢制限を保護者の招待によって実質緩和するサービスだ。 従来は18歳以上のユーザーしかUberから配車依頼を利用できなかったが、Uber Teensにより、新たに13~17歳でも利用できるようになる。 子どもは保護者の招待を受けて自身のUberアカウントを作成し、通常のUberアカウントと同様にスマホアプリからUberのタクシーを配車する。また、保護者が子どものために配車依頼することもできる。 保護者にとっては、学校や塾などに子どもを送迎する負担が減る。また、子どもは保護者に頼らず自分のスケジュールに合わせて移動できる。
松本和大