子どもの偏差値が28→50に! 苦手だった算数の成績が劇的にアップした秘密は「ノートの書き方」にあった。超簡単なその方法とは?
中学受験に向けて勉強を進めている小学6年生の娘。あと3ヶ月たらずで本番を迎えます。 【実際のノートを写真付きで見る】子どもがこんなノートを取っていたらヤバイ! 成績がよくなるノートの取り方とは? 振り返ると、新小4で通塾を始めてから、一番優先して勉強してきたのが算数。そしてずっと親である私が苦しんできたのがケアレスミスです。 テストの解き直しをした時に「あ~ミスしちゃった~次は気をつけよ~!」と子どもが言ってる場合は要注意。普段から気をつけられていないのに、本番で気をつけることなんてできません。 注意してもできない…どうしたら習慣化できるのか…その時に出会った本で「ノートの書き方」を変えたことで、娘の算数の偏差値が28から50まで回復しました。 今回はそのノートの変化についてポイントを紹介します。 まずは、実際に答案をみてみましょう。
偏差値28の答案
小4の時の、マンスリーテストの答案です。「小問集合」と言われる標準問題がたくさん並ぶ大問で、サクサクと間違いなく解き進めないといけません。焦っている様子が目に浮かびます。
さて、どんなところがポイントだと思いますか?
たったこれだけのことを気をつけただけで、余白を有効に活用でき、解くスペースが広くなっているのがわかります。逆に最初の答案は右側から書き出して、式も曲がっていて、計算もぐちゃ~という感じになっていますね。 最初の答案は、計算ミスを起こしやすく、自分の思考もわかりづらいので、抜け漏れが発生しやすくなる答案です。少し複雑な問題になると、解きながら自分でも何がしたいのが分からなくなってきます。 では次回は、「算数ノートの基本の5か条」について解説します。
【Profile】えり先生(@tokyo_montessori_at_home)
小6女子、小3男子の2児の母。神戸大学卒業後、2008年リクルート入社。当時まだ珍しかった育休後のフルタイム復帰、リモートワークのフィジビリにも参加。仕事と家事育児の両立の途を率先垂範する。2018年同社退社後、日本モンテッソーリ教育綜合研究所にてモンテッソーリ教師の資格を取得。2020年モンテッソーリ教具の定期レンタルおよびオンラインサポートサービス「ビブリオテーカ」を開業、累計100家庭以上にサービスを提供。小6の娘が都内で中学受験予定。
with online