私立大学に通う息子が「留年しそう」と言ってきました。留年するなら「バイト」をして学費を賄ってもらうべきでしょうか?
留年分の学費を賄う方法
アルバイトで学費を稼ぐことも一つの方法ですが、不足する場合は次のような対策を検討しましょう。 ●親が援助する ●大学に相談する ●休学して学費を貯める 親が援助できれば、体調の心配は少なく済みます。ただし「なぜ留年しそうなのか」「どうやって改善していくのか」など、原因と対策についてしっかり話し合うべきでしょう。 親の援助が難しい場合は、大学に設置されている学生支援センターに相談したり、休学して学費を貯めたりするのも手です。 ただし、休学中も学費を支払う可能性があります。まずは大学に状況を説明し、大学内でどのような制度が利用できるのか確認することをおすすめします。
私立大学を留年した場合、学費をバイト代で賄うのは難しい|親が援助するなどの対策を検討しよう
もし私立大学を留年してしまったら、1年分の学費を満額で用意しなければならないかもしれません。また、私立大学の平均学費(2023年)である約93万円を、学生のバイト代だけで賄うのは難しい見込みです。 「本当は卒業したいのに、学費が払えないから退学する」といったことだけは、避けたいところです。親の援助・大学に設置された学生センターへの相談・休学して学費を稼ぐなど、できる対策を検討する必要があります。 出典 文部科学省 国公私立大学の授業料の推移 株式会社マイナビ 大学生のアルバイト調査(2023年) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部