スパーズのFWソロモンが英2部リーズへレンタル…昨季は右ヒザ負傷で長期離脱を経験
リーズ・ユナイテッドは27日、トッテナムからイスラエル代表FWマノー・ソロモン(25)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「14」に決定している。 母国のマッカビ・ペタティクバでキャリアをスタートさせたソロモンは、2019年1月にシャフタール・ドネツクに完全移籍。主軸として公式戦106試合に出場し22ゴールを記録していたが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響によって2022-23シーズンはフルアムに1年間のレンタル加入。公式戦24試合5ゴールの活躍を見せていた。 2024年夏までの契約を残すソロモンは、シャフタールに戻ることになっていたが、国際サッカー連盟(FIFA)が軍事侵攻を受けて「選手の地位と移籍に関する規則」を改訂。退団を希望した場合は、契約を停止することが可能となり、フリーでトッテナムに移籍していた。 その新天地ではシーズン序盤の公式戦6試合に出場し2アシストを挙げる上々のスタートを切ったが、右ヒザの負傷によって手術を余儀なくされると、以降の回復が芳しくなくシーズン中に復帰ができず。 その影響もあってか今夏のプレシーズンも思うようにアピールできずにいると、新加入のFWウィルソン・オドベールや、生え抜きの逸材であるFWマイキー・ムーアらよりも序列が低下。今夏の放出が既定路線となっていた。 なお、2年目でのプレミアリーグ復帰を目指すチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズでは、今夏の移籍市場でFWクリセンシオ・サマーフィル、FWジョルジニオ・リュテールら前線の主軸が流出しており、2列目の複数ポジションでプレー可能なイスラエル代表FWは重要な戦力となるはずだ。
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