「藍は苦労するのではないか…」“守備職人”リベロ山本智大の指摘に、高橋藍はなんと答えた?「トモさんがいると、めちゃくちゃ大変」
SVリーグのコートで“再会”
――SVリーグでは日本代表の選手だけでなく、高校、大学の同級生や先輩たちと久々に顔を合わせることが多いと思います。「藍と話すのは緊張する」と話す選手もいましたが(笑)、“再会”はどうでした? ただただ嬉しいですね。なかなか会えなかったですし、お互い成長した姿を見せられる機会なので。対戦相手だけでなく、サンバーズには春高決勝で対戦した染野輝(駿台学園高卒)や、中学選抜で一緒にプレーした甲斐孝太郎がいるので、普段からとても良い刺激をもらっています。 ――プレシーズンマッチでは高校時代、ともに世代を代表するエースとして注目されてきた水町泰杜選手(ウルフドッグス名古屋)と会話するシーンもありましたね。 めちゃくちゃ久しぶりに会いました。試合した時は、ビーチバレーの大会に出場してブラジルから帰ってきたばっかりだったので「ビーチどうだった?」ぐらいしか話せてないのですが、すごく楽しかったです。ウルフドッグスには日体大の先輩でもある(市川)健太さんもいて……彼とはしょうもない話しかしていないですが(笑)。 久しぶりだったからか、同級生の選手たちもみんな最初は敬語で話しかけてきたんですけど(笑)、話し始めると何も変わらないですね。当時と一緒だなーと懐かしい気持ちになりました。 ――サンバーズの入団会見では「対戦が楽しみな選手」として中島健斗選手(VC長野トライデンツ)の名前を挙げていましたね。後日、中島選手はうれしかったと話していましたが、本人から「(名前を出したのは)ぱっと浮かんだだけ」と言われたと(笑)。 僕たちは、お互い塩対応なんで。会っていない時は僕も健斗も愛があふれているけど、会うとそっけない(笑)。 ――これから楽しみな対戦相手、チームはあります? ジェイテクトSTINGS愛知です。(アメリカ代表のトリー・)デファルコ選手、(ブラジル代表のリカルド・)ルカレッリ選手もいますが、一番は関田(誠大)さんがいるから。関田さんのトスワークの素晴らしさはよくわかっているので、対戦相手になってどれだけやりづらいのか、どれだけうまいのか……めちゃくちゃ楽しみですね。 ――SVリーグは開幕したばかりで、まだまだ先は長いです。これからどんな姿、プレーを見せたいですか? 日本代表やイタリアリーグでプレーしてきたからこそできるプレー、見せられるものが必ずあると思う。でも、やはり一番は“勝ちにこだわる姿勢”を見てほしい。そのうえで、会場をわかせることができれば嬉しいです。まだ開幕したばかりなので選手個々のコンディションも、チーム全体としても未完成。それでも「面白い試合が見たい」と多くの方が集まってくれている。だからこそ、その期待に応えたいし、みなさんと一緒に世界トップレベルのSVリーグをつくっていきたい。迫力あるプレーをお見せできるように選手は戦いますので、その迫力や面白さを体感してください。
(「高橋藍のカラフルデイズ」高橋藍 = 文)
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