“残念な上司”が作る「会議資料」の特徴 ムダをなくす3つの改善策は
ムダ資料を減らし、会議の質を上げるために
会議資料は、上司と部下をつなぐ重要なコミュニケーションツールである。この資料が適切に機能しなければ、組織全体のパフォーマンスは低下する。経験の浅い若者を早期に戦力化することも難しいだろう。重要なのは、部下が作成しやすく、上司が理解しやすい資料を作ることだ。 そのためには、まず今回紹介した「ムダ資料3つの特徴」をしっかり頭に入れること。過剰な情報を盛り込まず、見る人にとって何が重要なのかを明確に示すことだ。それに資料は一度作ったら終わりではない。必要に応じてアップデートしよう。 意識して資料を改善し続けることで、組織内コミュニケーションの質が劇的に向上し、組織全体の成果にも良い影響を与えるだろう。ぜひ、次回の資料作成から意識して取り組んでみてほしい。 著者プロフィール・横山信弘(よこやまのぶひろ) 企業の現場に入り、営業目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の考案者として知られる。15年間で3000回以上のセミナーや書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。現在YouTubeチャンネル「予材管理大学」が人気を博し、経営者、営業マネジャーが視聴する。『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、多くはアジアを中心に翻訳版が発売されている。
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