【竹田麗央の強さの秘密③】「小さい頃から真面目で、よう飛んどった」(熊本の皆さん)
西洋平さんは、「先日、グリップの持ち方を聞いたんです。細かく握り方を教えてくれると思いきや握って見せて『こうです、ニコッ』みたいな。そういうところも魅力です(笑)。実は優勝のたびにイベントを行っていたんです。最初は7アンダーで優勝したので777円の打ち放題、8回目は88分888円に変えたり。アメリカで優勝したら、またイベントを考えないといけないでしょうかね」。
竹田を一番身近で支えるご家族にも話を聞いてみよう。ゴルフショップを経営する父・宜史さんは、「今年の活躍にはびっくり。でも1勝してからは本当に落ち着いて試合をしているなと思います。子どもたちには好きなことを好きなだけやってほしいですし、やりたいなら、そこに向けて準備していってほしい。それだけです。アメリカでも自分のゴルフを出して、足りなかったらまた練習して。目標があるでしょうから、そこに向かって、結果は恐れずにやっていってほしいと思います」。 日本での試合同様、アメリカでもずっと帯同する母・哲子さんは、竹田の負けず嫌いエピソードを、「走ることなども、もちろん1番になりたい。だからなれなかったときは、その場ではあまり感情を出さないけど、車に乗ったり家に帰ったときに、バーッと泣いたりすることもありました。来年はどんな1年になるんでしょう。想像がつかないんですけど、アプリに助けられながら私も頑張ります」。 自分の性格を「マイペースです」と言う竹田は、「行っていろいろなコースでプレーできることは楽しみ。1年間いろんな経験をして、自分のゴルフがレベルアップしたらいいですね」。 周りの人々の愛に支えられながら、ホンワカRIOはアメリカに挑む。
週刊GDツアー担当