スーパーで購入したアサリを汚れた水槽に入れたら…… 24時間後の驚きの結末に「凄い」「こんなにドラマがあったなんて!」
鮮魚スーパーで購入した生きたアサリを汚れた水槽に投入し、その浄化能力を検証する様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で11万回以上再生され、2800件を超える高評価を獲得しています。 【画像】24時間後の水槽
スーパーで生きたアサリを購入
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「エマスちゃんねる/EMAS CHANNEL」。以前は鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを購入し、水槽に入れてみた様子が話題となりました。 ある日投稿主さんがスーパーで買い物をしていると、海鮮コーナーでパック詰めのアサリが売られていました。今回はまだ生きているこのアサリを使い、ある実験をしてみるようで……?
シジミと同じ検証をアサリでもやってみる
食材としておなじみの貝であるアサリは、「マルスダレガイ目マルスダレガイ科アサリ属」に分類される生物です。投稿主さんによるとアサリは食材としてはもちろんのこと、海の浄化係としても重要な役割を担っているのだとか。 以前アサリと同じ二枚貝であるシジミを汚れた水槽に投入したところ、汚れた水は約2週間でキレイになったという検証結果を得た投稿主さん。その際に「アサリでもやってほしい」という多数の声が寄せられたため、今回アサリでも検証してみることにしたのだとか。 なおシジミやアサリはエサを捕食するときに「入水管」と呼ばれる管から水を吸い込み、エラを使って水の中に含まれるエサ(植物プランクトン)や不純物をこしとっています。その過程で水がキレイになるという仕組みなのだそうです。
汚れた海水をくみにいく
シジミのときは淡水を使ってその浄化能力を検証しましたが、今回検証に使うアサリは海に生息する生き物です。そのため検証の第一歩として、投稿主さんはまず汚れた海水をくみにいくことにしました。 そして海に到着しましたが……冬の海の水は透き通っていて、とても汚れているとはいえません。そこで予定を変更して、「アメフラシ」を探すことに。アメフラシを刺激すると発射される紫色の液体をアサリにろ過してもらう作戦ですが、困ったことに肝心のアメフラシが見つかりません。 そこでさらに予定を変更し、夜の磯に行くことに。さまざまな甲殻類を見つけた後、目的の「タツナミガイ」と呼ばれる貝の仲間を発見しました。タツナミガイもアメフラシと同じく、刺激すると身を守るために紫色の液体を出すのだそうです。 タツナミガイをつついたり、持ち上げたりと刺激します。何も起きないと思いきや……何の前触れもなく、鮮やかな紫色の液体が大量に噴射されました。紫色の液体を持ち帰るべくペットボトルにくむと、まるでジュースのような見た目になりました。 なお投稿主さんが「海のバスクリン」と呼んでいるこの紫色の液体は甲殻類や魚が嫌う成分を含んでいるものの、人体には害がないため触れても問題なさそうとのこと。